...おごそかに獣(けもの)の命(いのち)をまもつてゐた「むかしむかし」の話である...
芥川龍之介 「かちかち山」
...むかしむかし、ひとりのおじいさんの詩人がいました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「いたずらっ子」
...むかしむかし、あるところに、ひとりの商人がいました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「空とぶトランク」
...むかしむかし、とある国のある城に王さまが住んでいました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「はだかの王さま」
...『むかしむかし、一匹のばつたが、蟻と一緒に市に出かけました...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...「むかしむかし、ある小学校に神信心の深いお婆さんの先生がありました...
薄田泣菫 「茶話」
...むかしむかし、まだ森の中には小さな、可愛(かわい)い森の精達が大勢(おおぜい)いました頃のこと、ある国に一人の王子がいられました...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...むかしむかし大昔(おおむかし)...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...むかしむかしの山師坊主がここに壇をきずき...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...一むかしむかし、町といなかに、大きなやしきをかまえて、金の盆(ぼん)と銀のお皿(さら)をもって、きれいなお飾(かざ)りとぬいはくのある、いす、つくえと、それに、総金(そうきん)ぬりの馬車までももっている男がありました...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「青ひげ」
...一むかしむかし、王様とお妃がありました...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「眠る森のお姫さま」
...むかしむかし あるところに 4ひきの こうさぎが おりました...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「あなうさピーターのはなし」
...しいたげられ(ながらも) 手におえないこの生きものでも ひときわ かしこげな赤い目が めだつ かわいい ちっちゃなお友だちで たくみな ぬすっとでもある〈サミー〉を しのんでむかしむかし あるところに ぐいぐいタビサさん という はらはらしっぱなしの おかあさんネコが おりました...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう訳 「ちょびひげサミュエルのはなし」
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森川義信 「幻燈」
...むかしむかし、あるところにちっちゃな、かわいい女の子がおりました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「赤ずきん」
...むかしむかし、あるところに、おかあさんのヤギがいました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「オオカミと七ひきの子ヤギ」
...むかしむかし雀(すずめ)と燕(つばめ)...
柳田国男 「母の手毬歌」
...むかしむかし、おれたちの祖々(おやおや)から語り継がれて来た天皇というものは、仁徳天皇様を持ち出すまでもなく、こんなはずの者じゃあなかったぞ」と、怨嗟(えんさ)をこめていう語気は、あながち酒だけのものではない...
吉川英治 「平の将門」
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