...それも丁度(ちやうど)都踊(みやこをど)りの時分だつたから...
芥川龍之介 「京都日記」
...都大路(みやこおほぢ)の流離(さすらひ)よ...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...都女(みやこをんな)の數寄(すき)こむる鬢の風情をかたらまし...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...だいぶ遠(とお)い都(みやこ)へでてゆきました...
豊島与志雄 「人形使い」
...箱根の山をわたりてよめる箱根路を汗もしとゞに越えくれば肌冷かに雲とびわたるまつがさ集(四)西のみやこを見にまかりてまる山といふところにいきけり...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...また大きな大理石を三つもらって都(みやこ)に帰りました...
新美南吉 「巨男の話」
...誰も怨みやこだはりを腹に溜めて置くものはない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...生駒と三人でみやこへ行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...生駒と二人でみやこへ行き...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ハネ後、黒田謙が飛島を呼び、みやこへ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...須利耶さまは都(みやこ)に出られ...
宮沢賢治 「雁の童子」
...「みやこにはあなたを待つ人がおられます...
室生犀星 「荻吹く歌」
...月花に庄屋をよつて高ぶらせ 珍碩煮(に)しめの塩のからき早蕨(さわらび)怒誰(どすい)来る春につけても都(みやこ)忘られず 里東半気ちがひの坊主泣き出す 珍碩呑(の)みに行く居酒(いざけ)の荒の一(ひと)さわぎ乙州(おとくに)この珍碩というのは前の洒堂(しゃどう)とたしか同じ人で...
柳田国男 「木綿以前の事」
...「このたび都(みやこ)へまいったのは...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あの少年の精神(せいしん)に狂気(きょうき)が与(あた)えられたのではないか? 少女たちは虹(にじ)の松原(まつばら)からめいめいの都(みやこ)へ帰った...
吉川英治 「神州天馬侠」
...都(みやこ)でも近ごろはそなたのうわさをしばしば耳にする...
吉川英治 「神州天馬侠」
...都会(みやこ)とは比べものにならない春の寒風(さむかぜ)が身に沁みている自分達が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??