...都風(みやこふう)のさび烏帽子(ゑばうし)をかぶつた儘(まま)...
芥川龍之介 「藪の中」
...不知火(しらぬひ)の浮(う)いて漾(たゞよ)ふ都大路(みやこおほぢ)の電燈(でんとう)を見(み)ながら...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...「いっそ お母(かあ)さまが おなじ京(きょう)のみやこに いることを はなして...
五十公野清一 「一休さん」
...二宮孝作(にのみやこうさく)や四方勇治(よつかたゆうじ)がそばへやって来たので...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...都女(みやこをんな)の數寄(すき)こむる鬢の風情をかたらまし...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...たつのこくに、みやこをたち、さるのこくに、おのみちぶねに、のり○同二十二日...
太宰治 「盲人独笑」
...トルコの都(みやこ)にも立派(りつぱ)な博物館(はくぶつかん)があつて...
濱田青陵 「博物館」
...みやこに上る人ときめていった...
室生犀星 「荻吹く歌」
...「みやこにはあなたを待つ人がおられます...
室生犀星 「荻吹く歌」
...宮古(みやこ)群島においても同じ発達を見た...
柳宗悦 「工藝の道」
...二七早池峯(はやちね)より出でて東北の方宮古(みやこ)の海に流れ入る川を閉伊川(へいがわ)という...
柳田国男 「遠野物語」
...宮古(みやこ)や八重山(やえやま)の大阿母(おおあも)などは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...』都鳥(みやこどり)の居る紺青(こんじやう)の浪が大きく動いて鏡子は床(とこ)の上に起き上つた...
與謝野晶子 「帰つてから」
...都田川(みやこだがわ)のながれは刻々(こっこく)に水の色を研(と)ぎかえてくる...
吉川英治 「神州天馬侠」
...みやこ鳥いざこと問わん武士(もののふ)の恥ある世とは知るや知らずや『遊ばしたの! それがしも』と小野寺十内も又...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...――一年に一度ずつ京都(みやこ)へ顧客(とくい)廻りに来る...
吉川英治 「親鸞」
...また京洛(みやこ)の消息を彼から享(う)けていた...
吉川英治 「松のや露八」
...また京都(みやこ)へお越しの折にはぜひとも」「はい...
吉川英治 「宮本武蔵」
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