...一寸でも外に出るのはそれは楽しみなもんですよ...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...怪塔ロケットを一そうぶきみなものにしてみせました...
海野十三 「怪塔王」
...なんとなくぶきみなものです...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...江戸でいふ「場ちげえ」ほどいやみなものはありません...
竹久夢二 「砂がき」
...大正現代の文学はその源(みなもと)一から十まで悉(ことごと)く西洋近世の文学にあり...
永井荷風 「小説作法」
...西三条右大臣(光公)の後胤式部太郎源(みなもと)の年(とし)というものが陽明門で蔵人兼高(くろうどかねたか)というものを殺した...
中里介山 「法然行伝」
...大変楽しみなものである...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...やはり医者の薬でも飲んで肝癪(かんしゃく)の源(みなもと)に賄賂(わいろ)でも使って慰撫(いぶ)するよりほかに道はない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「みなも見てくれ...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...政府をもって人事百般の源(みなもと)となし...
福沢諭吉 「学者安心論」
...巧(たく)みなものかも知れない...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...源実朝(みなもとのさねとも)...
正岡子規 「墨汁一滴」
...其だから僕等の生涯は永久(えいきゆう)に暗黒だと云ふのだ!家庭(かてい)は人生(じんせい)の活動(くわつどう)の源(みなもと)である...
三島霜川 「虚弱」
...富士の嶺はをみなも登り水無月の氷のなかに尿垂るとふ與謝野寛氏の歌だ...
水上瀧太郎 「山を想ふ」
...色の合わせようも巧みなものであった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...人間は敵でもないのに人から敵だと思われることはその期間相手を馬鹿にしていられるだけ何となく楽しみなものであるが...
横光利一 「機械」
...――世の罪悪の源(みなもと)ともいえる身をもって...
吉川英治 「大岡越前」
...知る人がみなもつたいないことをしたといふ...
吉川英治 「折々の記」
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