...御調物(みつぎもの)八十一艘(やそまりひとふね)獻りき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...御世(みよ)ごとに志摩(しま)の國から魚類の貢物(みつぎもの)を獻(たてまつ)る時に猿女の君等に下(くだ)されるのです...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...この時に新羅の國主が御調物(みつぎもの)の船八十一艘を獻りました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...絶えず貢物(みつぎもの)を奉(たてまつ)り天地が亡(ほろ)びますまで無久(むきゅう)にお仕え申しあげます」と...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...君(きみ)は馬関(ばくわん)の唄(うた)うたひ髪(かみ)にさしたる青玉(エメラルド)あだな南(みなみ)のニグレスがこころづくしの貢物(みつぎもの)...
竹久夢二 「どんたく」
...ひそかに媚(こ)びてみつぎものを送ったり何かするのだ...
太宰治 「善蔵を思う」
...みつぎものとして...
太宰治 「花火」
...シーザーへの貢物(みつぎもの)は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...帝様へ諸国から貢物(みつぎもの)を献上なさる時は...
中里介山 「大菩薩峠」
...土地の産物を貢物(みつぎもの)にするという意味なんでしょう」「そうですか」「その度毎に悲劇――が起るんですね...
中里介山 「大菩薩峠」
...ともに天竜川への貢物(みつぎもの)となっているのだ...
細井吉造 「二つの松川」
...つりあげた 7ひきの ぷりぷりした コイは しまぬしさまへの みつぎものです...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「きたりすナトキンのはなし」
... ナトキンは おぎょうぎも よくないので みつぎものなんか まったく もちません...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「きたりすナトキンのはなし」
...すなわちデルフォイに貢物(みつぎもの)を携えた一人の使臣を滞留させ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...貢物(みつぎもの)や商品になったのはそういう上布であっても...
柳田国男 「木綿以前の事」
...自分の貢物(みつぎもの)で杢助の注意をひこうとしながら...
山本周五郎 「似而非物語」
...きっと貢物(みつぎもの)をいたします...
吉川英治 「新・水滸伝」
...純友からの貢物(みつぎもの)だといって...
吉川英治 「平の将門」
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