...みっともないやつ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「みにくいアヒルの子」
...みっともないじゃないか...
海野十三 「怪星ガン」
...みっともないものではなかった...
太宰治 「愛と美について」
...たまに私の家に訪れて来る友人は、すべて才あり学あり、巧(たく)まずして華麗高潔の芸論を展開するのであるが、私は、れいの「天候居士」ゆえ、いたずらに、あの、あの、とばかり申して膝をゆすり、稀(まれ)には、へえ、などの平伏の返事まで飛び出す始末で、われながら、みっともない...
太宰治 「乞食学生」
...いきまいているのですか? みっともない...
太宰治 「新ハムレット」
...つまらぬ暗号を喜ぶのは、みっともない...
太宰治 「正義と微笑」
...男が、いいとしをして、みっともない...
太宰治 「小さいアルバム」
...そうみっともない女でもなかったが...
田中英光 「野狐」
...みっともない恰好だった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...みっともないじゃないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...みっともない」銭形平次と子分の八五郎は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こんなもの落してみっともないわよ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...〈女子挺身隊第一号〉……前(さきの)関白総理大臣ドオショオ閣下の“みっともないお嬢さん”の一の乾分...
久生十蘭 「だいこん」
...みっともないこともしないだろう」ママがあたしのそばへやってきた...
久生十蘭 「だいこん」
...お父さんの部屋着はみっともないどころか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...男の方のお心はみっともないもの...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...つゆいささかもそんなお心持と知らねえで逆怨みしていたこの俺がみっともない...
正岡容 「小説 圓朝」
...みっともない野郎(やろう)だな...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
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