...みっちり修行(しゅぎょう)を積(つ)んで...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...……みっちりして仕事に掛かれば...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...みっちり勉強させますよ...
江戸川乱歩 「大金塊」
...みっちりしこんで...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...殊(こと)に娘にはピアノをみっちり仕込みたいので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...かつての新橋の名妓(めいぎ)ぽん太についてみっちり仕込まれたものだったが...
徳田秋声 「縮図」
...みっちり仕込んでもらっただけに芸でも負(ひ)けは取らなかった...
徳田秋声 「縮図」
...頬辺にみっちりみがはいって...
豊島与志雄 「林檎」
...みっちり働き甲斐のある仕事であったわい」「浪人を斬ったのか」「斬った斬った...
中里介山 「大菩薩峠」
...みっちり仕込んでくれ」利助は言うだけ言うと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二三年みっちりやると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...みっちり芸をしこんで――」「芸者に売るんだろう...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...みっちり来てゐる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...どうかひとつみっちり仕込んでおくんなすって」ややしばらく仲間の話...
正岡容 「小説 圓朝」
...「――今度は私がその何とか云う男にじかに会ってみっちり言ってやる...
宮本百合子 「海浜一日」
...朝から午(ひる)すこし過までにかけてみっちり毎日勉強し...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あたしみっちり研究してみたいことがあるの...
横光利一 「旅愁」
...みっちり鍛錬しておこう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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