...この理想團で私は初めて公開演説をさせられて大みそをつけたことを記憶してゐます...
石川三四郎 「浪」
...酒を飲みそばを食べた...
梅崎春生 「幻化」
...その姨(みをば)の御衣(みそ)御裳(みも)を服(け)して...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...大みそかをよそにして雪見酒も一興かと存じ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...剃刀(かみそり)は畳の上に落ちた...
田中貢太郎 「一握の髪の毛」
...脳みそはウサギ並みで無鉄砲だって言うんだ...
R.W. チェンバース R.W. Chambers The Creative CAT 訳 「四風の街」
...「みそさざい」という名前をつけて一週間に一回くらいずつ発行したのが存外持続して最近には第九号が刊行されたようである...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...おれも少しうんざりしているのだ」「みそさざいは恐れ入りました」「ところで...
中里介山 「大菩薩峠」
...剃刀(かみそり)で右の頸筋を深々と切られ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...九月もやがて晦日(みそか)近く...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...幸い剃刀(かみそり)は奪い取りましたが...
野村胡堂 「百唇の譜」
...食事も米の飯に味噌汁(みそしる)...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...工夫に脳(のう)みそ しぼったが...
ロバアト・ブラウニング 楠山正雄訳 「魔法の笛」
...一景二景三景――ずっと客を掴みそこなってしまった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...みそのがゐなくなると新吉と藤吉が電話番だつた...
牧野信一 「淡雪」
...先日八百屋(やおや)が蕗(ふき)の薹(とう)を持って来ましたから一度に沢山蕗味噌(ふきみそ)を拵えておきました...
村井弦斎 「食道楽」
...かけきやは川瀬の波もたちかへり君が御禊(みそぎ)の藤(ふぢ)のやつれを紫の紙に書いた正しい立文(たてぶみ)の形の手紙が藤の花の枝につけられてあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...激情の剃刀(かみそり)でズタズタに切り裂かれてゆくような神経は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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