...みずからすべてを解決し得ざること多し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...いわゆるみずから作(つく)れるわざわいだ……...
伊藤左千夫 「老獣医」
...みずから買って出たのだ...
高見順 「いやな感じ」
...慷慨悲歌(こうがいひか)みずから禁ずるあたわざる正義諸君子の挙動に関しても...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...わざと平気を装った調子で――感動しかかってることにみずから気づいていたから――言った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...かならずしもみずから苦しんでる者ではない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかしそういう考えで、残ってる最後の幸福の瞬間を乱すことを、みずから責めた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...みずから気を紛らそうとした……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...なぜなら優秀者はみずから思ってるよりもはるかに弱いものである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その実存在とはすなわち、みずからに即し、あるいは即せざる可能をもつところのおのれみずからの一つの可能性を意味する...
中井正一 「芸術の人間学的考察」
...蕪村はみずから画を造りしこと多く...
正岡子規 「俳人蕪村」
...みずから埋もれて窒息したのとあまりちがわない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...阿摩美久みずからが儀来河内(ぎらいかない)に往来して...
柳田国男 「海上の道」
...そしてみずから宮中を捜しまわって...
吉川英治 「三国志」
...道誉みずから参上するところなれど...
吉川英治 「私本太平記」
...みずから鑓(やり)も持ち...
吉川英治 「新書太閤記」
...おのずから、みずからの兵を、氷雪の裡(うち)に為(な)すなく押しこめておくほかなきものとしていたのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...みずから縛(いまし)めを求めて...
吉川英治 「新書太閤記」
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