例文・使い方一覧でみる「みじん」の意味


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...この微塵骨灰(みじんこっぱい)の中に珊瑚の玉かなんかが落ちてるように...   この微塵骨灰の中に珊瑚の玉かなんかが落ちてるようにの読み方
伊藤左千夫 「新万葉物語」

...しかし、みじんも、怖れや不安はありません...   しかし、みじんも、怖れや不安はありませんの読み方
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」

...非常識なとこ微塵(みじん)もなかった夫までが...   非常識なとこ微塵もなかった夫までがの読み方
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」

...トルストイがその内部の光景をいつも粉微塵(こなみじん)に粉韲(ふんさい)しながら...   トルストイがその内部の光景をいつも粉微塵に粉韲しながらの読み方
田山録弥 「心の絵」

...更に微塵(みじん)を加えて落ち込むことがわかっているところへ...   更に微塵を加えて落ち込むことがわかっているところへの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...微塵(みじん)も気に掛からぬ有様で通る...   微塵も気に掛からぬ有様で通るの読み方
夏目漱石 「草枕」

...さればといってこの二派が先天的に哲理上こう違うから微塵(みじん)も一致するものでないという理窟(りくつ)も書いてなし...   さればといってこの二派が先天的に哲理上こう違うから微塵も一致するものでないという理窟も書いてなしの読み方
夏目漱石 「創作家の態度」

...其底には微塵(みじん)の如き本体の分らぬものが無数に押し合つてゐた...   其底には微塵の如き本体の分らぬものが無数に押し合つてゐたの読み方
夏目漱石 「それから」

...掃除の源因及び結果に至っては微塵(みじん)の責任だに背負っておらん...   掃除の源因及び結果に至っては微塵の責任だに背負っておらんの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...高田御殿は微塵(みじん)に崩れ落ちてしまいました...   高田御殿は微塵に崩れ落ちてしまいましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...そんな悪気(わるげ)が微塵(みじん)もない――」「ヘエー...   そんな悪気が微塵もない――」「ヘエーの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...みじん子食べさせて育てるわ...   みじん子食べさせて育てるわの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...「みじん流の先生がいるとは思わなかった」平四郎は黙っていた...   「みじん流の先生がいるとは思わなかった」平四郎は黙っていたの読み方
山本周五郎 「山彦乙女」

...微塵(みじん)の卑下(ひげ)も卑屈もなかった...   微塵の卑下も卑屈もなかったの読み方
吉川英治 「三国志」

...みじんにしておけ」と...   みじんにしておけ」との読み方
吉川英治 「私本太平記」

...藍(あい)みじんは...   藍みじんはの読み方
吉川英治 「治郎吉格子」

...五体みじんとなったでしょう」「イヤイヤ...   五体みじんとなったでしょう」「イヤイヤの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...「不平などはみじんござりませぬ...   「不平などはみじんござりませぬの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「みじん」の書き方・書き順

いろんなフォントで「みじん」

「みじん」の英語の意味


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