...みしみしなります...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「モミの木」
...五体がみしみしするけれど...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...梁(はり)がみしみし鳴っとですたい...
梅崎春生 「幻化」
...みしみしと鳴りだした...
海野十三 「海底大陸」
...丸太ん棒がみしみし鳴りだしました...
海野十三 「怪塔王」
...大地がみしみしと...
海野十三 「火星兵団」
...世界じゅうがみしみしと震(ふる)い動きました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...みしみし氷りつくやうだ...
アントン・チエーホフ Anton Chehov 鈴木三重吉訳 「てがみ」
...梯子段(はしごだん)をみしみしと云わして...
田中貢太郎 「炭取り」
...ベッドがみしみしとふるえ...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...みしみしと湿った畳を踏んで梯子段の方へ行きかけると...
林芙美子 「帯広まで」
...かれはわたしたちがガラスのかけらの上をみしみし歩く音に気がついて...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...俥はもうみしみし云っていますし私はこれから病院(びょういん)へはいります...
宮沢賢治 「紫紺染について」
...冰(こお)った土や枯草がみしみしときしみ...
山本周五郎 「橋の下」
...足の下でみしみしと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...踏むとみしみしと云ふ板の間(ま)で...
與謝野寛 「蓬生」
...みしみしと歩いてきた...
吉川英治 「親鸞」
...若い後家は、「いけない、いけない」といいつつ、子供のする振舞なので、怒れもせず、笑いながら追いかけて行ったが、そのまましばらく階下から上がって来ないがと思っていると、やがて城太郎だけが、みしみしと、梯子段をのろく上がって来る様子...
吉川英治 「宮本武蔵」
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