...この夏は、じつにみごとに、ばらの花がさきました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...まさに科学のみごとな花が咲きそめようとしている際であったといってもよいので...
石原純 「ロバート・ボイル」
...みごとに勝ったんだ! それでよかった...
犬田卯 「競馬」
...もし之を美事(みごと)に仕止めるようだと...
海野十三 「白銅貨の効用」
...みごとなものですねえ...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...どうだ、この変装は、みごとだろう...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...みごとにころがってしまいました...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...このみごとなる文章の行く先々を見つめ居る者...
太宰治 「もの思う葦」
...その時の入学試験はみごと失敗に終わってしまった...
寺田寅彦 「わが中学時代の勉強法」
...諸君はみごとに描かれてると判断する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...みごとなヴァイオリンのようになった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そういうみごとな唯物主義を首尾よく得た者は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...みごとな健やかな様子で頭をすっくと上げ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...蛙の筋肉はおのれの重量に何十倍(何百倍?)の重さをみごとに支(ささ)えたので...
新渡戸稲造 「自警録」
...それはみごとに成功(せいこう)したのです...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...みごとな児(こ)を生むとさえ信じていた時代があった...
柳田国男 「こども風土記」
...みごとに赤くなっていった...
山本周五郎 「風流太平記」
...フイと頼みごとの交換をした一事のため...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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