...どんなみごとなはたらきをするか...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...柱作りの紅ばらのみごとなのが数株並んでいた...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...実にいい生活だろう!……馬鹿者どもの判断に供せられるというみごとな喜びのために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...みごとな腕前を習得していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...みごと隣国の使者に応対してみようというのである...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...「冷紅がみごとな贈物を貰ったお礼に...
豊島与志雄 「碑文」
...みごと私をたずねて来ましたら...
豊島与志雄 「夢の卵」
...それこそみごとなものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...なかなか美事(みごと)だ」「今しがた...
夏目漱石 「草枕」
...「あの竹藪(たけやぶ)は大変みごとだね...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...みごとに犬の急所をつらぬいても...
新美南吉 「鳥右ヱ門諸国をめぐる」
...物のみごとに跳躍します...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...あっぱれみごとに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...しかし自然はやはりなかなか雄大でみごとらしく...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一個のみごとなるチンドン屋とみる以外にないでありましょう...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...「床の間の菊はみごとだった」断章(三)――涌谷(わくや)さまはお立ちになりました...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...今日のお働き実に見事(みごと)...
吉川英治 「剣難女難」
...たちまち三丈(じょう)あまりの絶壁(ぜっぺき)の上へみごとに手(た)ぐりついて...
吉川英治 「神州天馬侠」
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