...たいそうおみごとだが」と切り出した...
有島武郎 「ドモ又の死」
...秋が近づくにつれてだんだんみごとになりました...
壺井栄 「柿の木のある家」
...今この部屋でいちばんみごとなのは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...実にいい生活だろう!……馬鹿者どもの判断に供せられるというみごとな喜びのために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...みごとなかわいい自然さをもって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...みごとにはじめられた贖罪(しょくざい)の生活の最中に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それこそみごとなものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...みごとなまっ黒い頭髪...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...みごとに描かれていました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...実にみごとな証拠だといえる...
中井正一 「美学入門」
...(原詩略す)実にどうも美事(みごと)な言葉です...
新渡戸稲造 「人格の養成」
...何か頼みごとかお世辞をいってあの人に近づこうとする人たちにただ沈黙で答えて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...おもしろ可笑(をか)しく世を渡るに咎(とが)める人なく美事(みごと)繁昌してゐまする...
樋口一葉 「にごりえ」
...それに『お上(あが)り』と美事(みごと)に小(ちひ)さな乾葡萄(ほしぶだう)で書(か)いてありました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...いずれにしてもみごとなものである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...第二の舟がみごとにひっくり返った...
山本周五郎 「山彦乙女」
...この湖上奇襲はみごと功をそうし...
吉川英治 「私本太平記」
...「うーむ」よろめくところを、咲耶子(さくやこ)の薙刀(なぎなた)、みごとに、足をはらって、どうと、薙(な)ぎたおした...
吉川英治 「神州天馬侠」
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