例文・使い方一覧でみる「みこみ」の意味
スポンサーリンク...カイの心臓の中にしみこみました... 
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...周囲（しゅうい）はしだいにその変人（へんじん）をのみこみ...
伊藤左千夫 「箸」
...帆村はおもわずここでつばをのみこみましたが...
海野十三 「怪塔王」
...二十面相の身がわりになった人形の上にかがみこみ...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...四 俳句には必ず季のものを詠みこみます次にまた俳句には切字（きれじ）というものがあります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...何かの気配でうつ伏せたとき閃光は真うしろから君を搏（う）ち埃煙（あいえん）がおさまり意識が返るとそれでも工場へ辿りつこうと逃げてくる人々の波を潜り此処まで来て仆（たお）れたこの出来事の判断も自分の中に畳みこみそのまま素直に眼を閉じた...
峠三吉 「原爆詩集」
...荒噛みでのみこみ...
豊島与志雄 「食慾」
...それを船にいっぱい積みこみました...
豊島与志雄 「長彦と丸彦」
...往時から我々の肉の中に沁（し）みこみ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...夫（それ）から思（おも）へば松野（まつの）どのは大層（たいそう）に老（ふ）けられたりと我（われ）一人（ひとり）呑込顏（のみこみがほ）...
一葉女史 「たま※［＃「ころもへん＋攀」、U+897B］」
...もうお推察（みこみ）が……」顎十郎は...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...その積みこみを請けあうとるのが...
火野葦平 「花と龍」
...故に時々この題を軽く詠みこみて他へそらすことも忘るべからず...
正岡子規 「俳諧大要」
...それより下には落ちっこのない真中にふみこみ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこだけ墨汁が染みこみ黒ずんで...
矢田津世子 「茶粥の記」
...踏み固まつた雪に足をふみこみ...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...呂布はのみこみ顔で...
吉川英治 「三国志」
...佐々木先生の住所（ところ）を教えろというから教えてやると、早のみこみに、たった今」「しようのねえ婆さんだな...
吉川英治 「宮本武蔵」
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