...みぎひだりにふって...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...首を右左(みぎひだり)へ揺さ振り揺さ振り...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...首を右左(みぎひだり)へ揺さ振り/\...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...・さそひあうて雪の婦人会へゆく顔でふうふの家鴨がつめたい地べた・雪もよひ雪となる肥料壺のふたする・日向の枯草をやいてゐる人一人・この家にも娘さんがあつてきりぼしきざんでゐる・紙反古もほつたらかして寒う住んでゐる・みぎひだりさむいさむいあいさつ・やうやうにして水仙のつぼみ寒うきて子の自慢していつた雪ふる大木に鋸をいれやうとして一月三十一日日々好日...
種田山頭火 「其中日記」
...石は眉毛を右左(みぎひだり)ひとしく碎き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...鼻緒の二本が右左(みぎひだり)で色が違う...
夏目漱石 「三四郎」
...園(その)をかこめる低き鉄柵(てっさく)をみぎひだりに結ひし真砂路(まさごじ)一線(ひとすじ)に長く...
森鴎外 「文づかひ」
...下部(しもべ)いそがはしく燭(しょく)をみぎひだりに立つれば...
森鴎外 「文づかひ」
...園をかこめる低き鉄柵(てっさく)をみぎひだりに結いし真砂路(まさごじ)一線に長く...
森鴎外 「文づかい」
...下部(しもべ)いそがわしく燭(しょく)をみぎひだりに立つれば...
森鴎外 「文づかい」
...その御殿(ごてん)のみぎひだりから周囲の八地域にわたって...
吉川英治 「新・水滸伝」
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