...その頃我はヰルギリウスを讀みき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...娘のみきが両手両膝で這い入り...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...水のように澄みきった秋の空...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...また酒(みき)を釀(か)むことを知れる人...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...下には澄(す)みきったK川の流れがあって...
田中貢太郎 「藤の瓔珞」
...そして小さなすみきつた眼(め)……それを...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...頼みきった男のお前が病身――わたしのこの残念な気持を察しておくれなら...
中里介山 「大菩薩峠」
...こう読みきったところでは...
中里介山 「大菩薩峠」
...下京(しもきょう)も上京(かみきょう)もしめやかに濡(ぬ)れて...
夏目漱石 「虞美人草」
...かじりかけのパンをかみきりもせず...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...涙のみきりふさがれる山里は籬(まがき)に鹿(しか)ぞもろ声に鳴くという返事を...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ひっそりした中にある包みきれない物音を胸に算(かぞ)えた...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...まったくお上の与党とみきわめたようでございます...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...寒松院(かんしょういん)の松並木(まつなみき)をたち去った...
吉川英治 「神州天馬侠」
...真正面に組みきれなかったことが分る...
吉川英治 「新書太閤記」
...神酒(みき)を酌みわけて...
吉川英治 「平の将門」
...居候(いそうろう)の竹屋三位卿(さんみきょう)主人顔して不平をいう...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「ものかゝぬさうしをつくりてつねにかたへにうちおきてみきゝすること...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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