...兵隊というより完全な乞食みたいにみえ...
田中英光 「さようなら」
...刻刻暗くなる空に金太郎と達磨の眼玉が光るのばかりがみえる...
中勘助 「銀の匙」
...そして湯をかへなかつたことを申しわけをしながら 東京のお家から若奥様がみえました といつた...
中勘助 「銀の匙」
...みえもたしなみもなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...きれいな庭(にわ)がみえるが...
グリム 中島孤島訳 「ラプンツェル」
...いかになんでもトタン囲いのバラックには住みかねたとみえ...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...りかうにみえましたので...
村山籌子 「ゾウ ト ネズミ」
...そのなかで自国をどう維持していくかということに苦心しているようなところがみえた...
柳田国男 「故郷七十年」
...「きみたちには三文の値打もないとみえるかもしれないが...
山本周五郎 「季節のない街」
...生命意識をボウとさせてしまったものとみえます...
吉川英治 「江戸三国志」
...自分の汚濁がお分りにならないとみえる」「なに...
吉川英治 「三国志」
...諸葛(しょかつ)丞相にまみえて...
吉川英治 「三国志」
...沮喪(そそう)させたことはいなみえない...
吉川英治 「私本太平記」
...さすがお疲れとみえますな」「いや...
吉川英治 「私本太平記」
...ねんごろな仲であったとみえる...
吉川英治 「私本太平記」
...その鷲の背にありとみえた両童子(りょうどうじ)こそ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...少し戸惑(とまど)っていたとみえて...
吉川英治 「新書太閤記」
...今では西仏と名を変えて北越におるものとみえる...
吉川英治 「親鸞」
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