...そして予はいま上代的紅顔(じょうだいてきこうがん)の美女に中食をすすめられつついる...
伊藤左千夫 「河口湖」
...いま上海(シャンハイ)国際社交界の大立者(おおだてもの)として知らぬ人なき大東新報社長ジョン・ウルランドその人に外ならなかった...
海野十三 「見えざる敵」
...ランプのつるしてあるま上の天井が...
アントン・チエーホフ Anton Chehov 鈴木三重吉訳 「子守つ子」
...赭靴(あかぐつ)のまんま上がって来ていきなり私に飛びついて泣いたのよ...
徳田秋声 「仮装人物」
...その視線はま上から防寨の中に落ちていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鼠(ねずみ)セルの二重廻(にじゅうまわし)を着たまま上って来たのは...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...いま上りかけた人足の面(つら)の真中から血汐(ちしお)が溢れ出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...あんま上りの目の見えない男を引張り出して来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのまま上手に模倣しているのではないか...
久生十蘭 「ハムレット」
...頭のま上で爆雷が破裂しても...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...私達がいま上って来た谷陰は...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...ふいにま上で蒸笛が鳴り渡った...
本庄陸男 「石狩川」
...たまたま上がったのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そのまま上がって来る足音がする...
森鴎外 「雁」
...かつ子はどうした」坐ったまま上躰をぐらぐらさせながら京太は問いかけた...
山本周五郎 「季節のない街」
...「同じく二月十五日、涌谷さま上着、麻布屋敷へはいられた」家老の亘理蔵人(わたりくらんど)を使者に、両後見へ到着の挨拶をし、また陸奥守さまに献上品があった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...整然と行列を立てたまま上の方へ消え失せて行く...
夢野久作 「怪夢」
...そのまま上がって来る者もない不気味な気配に...
吉川英治 「大岡越前」
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