...頭のま上にかがやいているからね」赤道直下(せきどうちょっか)だから正午には太陽は頭のま上にあるのだ...
海野十三 「恐竜島」
...高い山のま上を歩くのが大好きな...
鈴木三重吉 「星の女」
...ねてゐるすゞちやんの目(めんめ)のま上へ横に麻糸をわたして...
鈴木三重吉 「ぽつぽのお手帳」
...そのまま上がって行ったが...
徳田秋声 「仮装人物」
...しかしたまたま上京した...
外村繁 「澪標」
...また福井の三好君はたまたま上京中で...
外村繁 「夢幻泡影」
...やがてそのまま上へ上へと昇って...
永井隆 「長崎の鐘」
...いま上々首尾の報告を齎(もたら)したわけです...
中里介山 「大菩薩峠」
...「お前は少しお待ち」いま上人の前に出た五十ぐらいの頑丈(がんじょう)な男...
中里介山 「大菩薩峠」
...濡(ぬ)れたまま上(あが)って...
夏目漱石 「草枕」
...教場へは無論下駄(げた)を穿(は)いたまま上(あが)った...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...そのまま上手に模倣しているのではないか...
久生十蘭 「ハムレット」
...いきなり頭のま上で恐ろしい音を立て...
火野葦平 「糞尿譚」
...次の間に立ッたまま上の間へ進みにくそうに見えた善吉へ言った...
広津柳浪 「今戸心中」
...彼らのま上の甲板に沸き立った...
本庄陸男 「石狩川」
...いま上の方で工事をしてるもンで...
正岡容 「落語家温泉録」
...そのまま上がって来る足音がする...
森鴎外 「雁」
...そのまま上がって来る者もない不気味な気配に...
吉川英治 「大岡越前」
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