...いやいや、それどころか、あなたのおとうさんやおかあさんも、胸のまん中を、射られたことだってあるんですよ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「いたずらっ子」
...まん中のところに...
海野十三 「火星兵団」
...まん中の赤の道路が一番速く...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...泥水を浴びせる自動車のまん中に...
江南文三 「佐渡が島を出て」
...船はもはやちょうど川のまん中あたりへ来ました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...お得意は失いたくないと言って東京のまん中なら神田の炭屋が...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...そして今いう洲は川のまん中にあるのではなくずっとこちら岸に近いところにある...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...部屋のまん中へ抱いて来て...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...踊り子の集団のまん中から一人ずつ空中に抜け出しては...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...彼女らはよく道のまん中に立止っては...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そのまん中で門番の女がしゃべりたてていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...印度人槍使い」ちょうどまん中のところに掲げられた...
中里介山 「大菩薩峠」
...この庭のまん中に...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...まん中はやはり荒々しい山伏村の写実であった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...胸のまん中が火のようになり...
山本周五郎 「思い違い物語」
...両国橋のまん中にこの人が立ってるんで」「橋のまん中...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...道場のまん中に立った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...今度はお座敷の床の間の壁のまん中をゴリゴリ始めました...
夢野久作 「雪子さんの泥棒よけ」
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