...上等のシナ墨を眼(がん)の三つまではいったまんまるい硯(すずり)にすりおろした...
有島武郎 「或る女」
...日はまんまると屋根の上に出ていた...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...まんまるな顔を一瞥(いちべつ)した...
海野十三 「人造人間殺害事件」
...まんまるなめがねをかけているのですが...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...まんまるい眼をぱちくりさせて答へる...
太宰治 「お伽草紙」
...よく剃りの当ったまんまるな線のくっきりした頤は...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...まるで人形のようにまんまるくなって...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...蛙(かへる)は眼(め)をまんまるくして...
新美南吉 「お母さん達」
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野口雨情 「野口雨情民謡叢書 第一篇」
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野口雨情 「未刊童謡」
...涙がこぼれて眼がまんまるくはれあがってしまったそうです...
林芙美子 「お父さん」
...さえざえとした まんまる お月さま...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...おつきさんおつきさん まんまるまるゝゝんおほしさんおほしさん ぴかりぴりるゝんかしははかんかの かんからからゝゝんふくろはのろづき おつほゝゝゝゝゝん...
宮沢賢治 「かしはばやしの夜」
...まんまるな緑(みどり)の瞳(ひとみ)を...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...まんまるく大きく顫え...
室生犀星 「花桐」
...驚いて眼を真円(まんまる)にして尋ねた――「オヤ...
夢野久作 「白髪小僧」
...その先に美しい海の乳首(ちゝくび)と見えるまんまるい一点の紅(あか)い帆...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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若山牧水 「小さな鶯」
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