...身化粧(みじまい)をしたまんま...
泉鏡花 「婦系図」
...深藍色(はなだいろ)の大空にかかる月はまんまろの黄金色(こがねいろ)であった...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...昨日で辟易(へきえき)した幔幕(まんまく)...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...「いや、とにかく、このまんまじゃ、どんどん地球から遠去かっていくわけだから、やがてわれわれは宇宙の迷子(まいご)になってしまうだろうね」「なに、宇宙の迷子? いやだねえ、それは宇宙にもおまわりさんがいて、迷子になりましたから道を教えて下さい、うちへ送って下さいといって頼めるならいいんだけれど……」「そうはいかないよ...
海野十三 「火星探険」
...しかし此(こ)のまんまるく太った子供の相撲取(すもうとり)のような男の顔を見ていると...
海野十三 「爬虫館事件」
...まんまとしてやられました...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...まんまと欺かれ、手先に使われたのかと思うと腹が立ったが、何故か本庄は心から彼等を憎む気にはなれなかった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...白くまんまるい顔で...
太宰治 「乞食学生」
...去年の秋に散って落ちた枯葉が、そのまんま、また雪の下から現われて来た...
太宰治 「春の枯葉」
...ハーヴァードに入学するという一家の伝統を破って陸軍士官学校(ウェスト・ポイント)に進むことをまんまと認めさせた...
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」
...そこにぴよこんと足を空中にもち上げたまんま...
堀辰雄 「匈奴の森など」
...瞳はまんまるく美しい白味にまもられ...
室生犀星 「みずうみ」
...羽根入りの着物を着たまんま馬にとび乗ったり・親ゆびをついてテーブルの一隅を飛びこえたり・するところを見たし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...待伏せを恐れていた七人の者はこの叫びにまんまとひっかかった...
山本周五郎 「新潮記」
...繩はおまんまを食わないからね...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...あすこの石炭(すみ)の山の上にエムプレス・チャイナの青い金モール服を着たまんま半腐りの骸骨になって寝ていたんです...
夢野久作 「難船小僧」
...そのまんま忘れていたんだ...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
......
若山牧水 「小さな鶯」
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