例文・使い方一覧でみる「まるで子供」の意味
スポンサーリンク...まるで子供の体のようにころがりまわるのです... 
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...まるで子供のように他愛もなく言っていたが...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...まるで子供である...
太宰治 「正義と微笑」
...それはまるで子供でもあやすような態度だった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...まるで子供に物を教えるようであった...
夏目漱石 「三四郎」
...まるで子供（こども）を叱（しか）るように...
新美南吉 「牛をつないだ椿の木」
...――まるで子供がテーブル・クロスを引っ張るが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...まるで子供みたいだつて云ひます...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼の歩き方はまるで子供のやうに怯づ怯づしてゐて...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から」
...あっちにもこっちにもまるで子供が瓜に飛びついたときのやうなよろこびの声や何とも云ひやうない深いつゝましいためいきの音ばかりきこえました...
宮沢賢治 「〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕」
...まるで子供みたいにぽかんとしてゐますわ...
室生犀星 「汽車で逢つた女」
...まるで子供らしい考えに耽ることもあった...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...まるで子供のようにあしらわれたのには一驚でした...
山本周五郎 「雨あがる」
...まるで子供部屋のようなありさまではないか」「それはどうも」玄一郎はそらをつかって答えた...
山本周五郎 「いさましい話」
...その分だけは太夫元にまけてもらうという都合に」まるで子供あしらいにして...
吉川英治 「江戸三国志」
...まるで子供をあやすほどに優しい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...まるで子供が欲しい小鳥でも買ってもらったように...
吉川英治 「柳生月影抄」
...おかみのお仕置きなんかまるで子供だましみたいなものだったのです...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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