...手頃な丸太棒(まるたんぼう)を差荷(さしにな)いに...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...壮い男は円木棒(まるたんぼう)を持っていた...
田中貢太郎 「春心」
...「待てっ」広巳は飛びかかって円木棒(まるたんぼう)を揮(ふ)った...
田中貢太郎 「春心」
...国の命が革(あらた)まるたびに...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...あんまり悲惨極まるたわごとではないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...見ると丸太(まるた)の上に腰をかけている...
夏目漱石 「坑夫」
...尻を懸(か)けた丸太(まるた)も...
夏目漱石 「坑夫」
...電車の乗降(のりおり)が始まるたびに...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...大(おお)きい庭石(にわいし)を動(うご)かすときに使(つか)う丸太(まるた)や滑車(せみ)を使(つか)ってやった...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...研究に必要な所定の年月だけパリに止まるためには為替の率に応じて生活を下落させてゆかねばならぬ...
久生十蘭 「黒い手帳」
...あたしたちは集まるたびにあの方のお話ばかりしていた...
久生十蘭 「だいこん」
...私たち、町の者、いつも、集まるたび、話して居ります...
火野葦平 「花と龍」
...そして、とまるたびに、地上からまいあがるほこりの柱(はしら)のようなものを吸(す)い入れました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...個人に止(とど)まるため...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...お金につまるたんびに...
吉川英治 「治郎吉格子」
...大きな丸太筏(まるたいかだ)が三そう...
吉川英治 「神州天馬侠」
...火の粉(こ)をちらして落ちてきた一本の松丸太(まつまるた)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...朝顔(あさがお)のかこいのように縦横(たてよこ)に組(く)まれた丸太足場(まるたあしば)で...
吉川英治 「神州天馬侠」
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