...近頃(ちかごろ)の人間(にんげん)はまるきり駄目(だめ)じゃ……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...まるきり心霊の知識を欠ける人類は半盲人である...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...わたしの想い出す故郷はまるきり...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...まるきり想像の及ばない...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...いうこととすることとまるきり違てるうそつきや...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...病気の苦しみなどはまるきり忘れてしまって...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...もう一歩根本的に考えてみると畢竟(ひっきょう)わが国において火災特に大火災というものに関する科学的基礎的の研究がほとんどまるきりできていないということが究竟(きゅうきょう)の原因であると思われる...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...これはまるきり作(つく)り言(ごと)ではなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...騒ぎのことはまるきり知りません...
中里介山 「大菩薩峠」
...この辺の地形についてまるきり観測の余地のない竜之助は...
中里介山 「大菩薩峠」
...まるきりぼんやりしてしまったらしい俺は……どのくらいたってからか...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...僕をまるきり誤解しているからである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...裏通りの生活とはまるきり違うのだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...まるきり藩の内々の内輪喧嘩ばかりに身を入れていなさるように思えるが? 第一...
三好十郎 「斬られの仙太」
...それがまるきりおぼえが無いのですから...
三好十郎 「肌の匂い」
...この人形がある限り母の死んだ前後の事情がまるきり夢ではあるまい...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...まるきり役に立たないものだのばっかりです」「……ではそれを買った訳ですね」「はい...
夢野久作 「暗黒公使」
...何んだかまるきり他のことを饒舌つてゐたやうですが...
横光利一 「マルクスの審判」
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