...片手で李をさしまねきながら...
芥川龍之介 「仙人」
...うなずいて手まねきしました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...手まねきしました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...「ようし、いまにみろ!」吉十郎は、ふたりのなかまを、手まねきして、天井から、ぶらさがっている、丸太の下までかけつけると、いきなり、それをのぼりはじめました...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...すると、中村警部は入口に立ちはだかっていた刑事を、手まねきして、なにかまたささやきます...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...岩居(がんきよ)朋友(はういう)と計(はか)りて竊(ひそか)に此(こゝ)に招(まねき)おきて余(よ)に興(きやう)させん為(ため)とぞ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...運命のまねきのようなドアをノックする音がするかもしれぬと思って...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...大急ぎでまた麾(まねき)を上げたがどうにもならない...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...やがて老王がなくなった後は王位を即ぎ国に居る父母をまねき末長く楽しく暮しました...
槇村浩 「おどり子の出世」
...にっこり笑って手まねきしました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...春水本国広島藩の聘(まねき)に応じて藩学の教授となれり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...おかげでずいぶん誤解をまねきまして」兵馬はくすくす笑った...
山本周五郎 「風流太平記」
...百万騎の加勢に値する」と玄徳は非常な信念を与えられて直ちに趙雲をまねき...
吉川英治 「三国志」
...身を屈して貴をまねき...
吉川英治 「三国志」
...手の白羽扇をあげてさしまねきながら...
吉川英治 「三国志」
...手まねきするやいなや...
吉川英治 「神州天馬侠」
...長久手(ながくて)の合戦には、秀次に三河入りの総将を命じて、大失敗をまねき、為に、秀吉は深刻な後悔をなめたはずだが、いままた、肉親の秀長に、四国入りの総帥(そうすい)を、敢えて、こう任命した...
吉川英治 「新書太閤記」
...私を見かけて一寸(ちよつと)と手でまねき...
若松賤子 「黄金機会」
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