...まともな小説を書けよ...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...まともなやつって意味ではな...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...まともな分別もないからね...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...織(はた)結びとか?」「そんなまともな結び方なら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...喜三郎のはまともな日本の文字だけれど」八五郎は煙たい顏をして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...伯父にまともな精神があるなら...
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」
...だけど、姉さんにすれば身は一つさ、子供だって可愛いが、連れ添ってみれば御亭主も可愛いとなったら、君はどうする?」「いくら新しい良人がいいったって、子供は離しませんよ」「それは、まともな事だよ...
林芙美子 「泣虫小僧」
...まともな値段をつけたらどうです!」「駄目ですよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...そんなのまともな女性が親切だと思う? 有罪だと私が信じているとでも? 絶対信じていないことはあなたも知っている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...まともな男が愛するものまでもだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...「工場そっくり女にかきまわされて――まともな人間の住む場所がありゃしねえ! モスクワに行くんだ俺あ...
宮本百合子 「「インガ」」
...ケーテの描く勤労する女性の生活のまともな道と一つのものであることも肯ける...
宮本百合子 「ケーテ・コルヴィッツの画業」
...最後までまともな場所へおいて理解するために...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まともなるものをどの位欲するでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...わかるでしょう? 私たちはまともな資質だから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まともなものにこたえるこだまは心のうちにあります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それは決して直観が吾々に示してくれるまともな事実ではないのです...
柳宗悦 「美の国と民藝」
...じみちなあきないやまともな稼(かせ)ぎでは...
山本周五郎 「柳橋物語」
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