...まともな噂話(うわさばなし)の仲間入りができるようになったし...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...ぼくは顔をまともに合せたら...
田中英光 「オリンポスの果実」
...まともな連中(コム・イル・フォー)じゃありません」と...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...ちっとばかり自分で作ったまともな金を持って...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...馬具はいずれもまともに留められていないという始末...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...それがいつもまともにこちらへ顔を向けないで...
豊島与志雄 「微笑」
...祖父の顔をまともにじっとながめ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いわば、集団がはじめて、まともに、自分みずからをめぐる血管の音を、自分の中に聞いたことを意味するのである...
中井正一 「大会を終りて」
...まともにぶっつかるよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...まともに落ちて来る日が...
夏目漱石 「永日小品」
...木戸錢だつてまともに拂つちや居ないだらう」「冗談ぢやありませんよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼等の顔をまともに見つめでもしようものなら...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...ギラギラとした逆光線をまともに面上に享けて...
牧野信一 「南風譜」
...まともに生きようと欲している...
宮本百合子 「新しい文学の誕生」
...たっぷりした午後の光をまともに受け...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...あっちはまともに波をかぶってる...
山本周五郎 「さぶ」
...良人の眼をまともにみつめた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...面談を避けるのは他に理由があるからだと思うのです」津多女は大学の顔をまともに見ながら聞いていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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