例文・使い方一覧でみる「まとまらない」の意味
スポンサーリンク...野蛮な自然民の当初の幼稚なまとまらない考え方から出発して現代の大規模な思想の殿堂に到達するまでに経由してきた道程について... 
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...」「それくらゐのことがまとまらないでは...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...いつまで経っても衆議がまとまらない...
海野十三 「くろがね天狗」
...親父の為（ため）にまとまらないのだ...
江戸川乱歩 「疑惑」
...とんと話がまとまらないけれども我々は彼の製品を信用して使っているのである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...ただ漫然と湧くのだからどうせまとまらない...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...身心がぼーつとしてまとまらない...
種田山頭火 「其中日記」
...いわゆる案内記の無味乾燥なのに反してすぐれた文学者の自由な紀行文やあるいは鋭い科学者のまとまらない観察記は...
寺田寅彦 「案内者」
...セットの各要素がかえって相殺（そうさい）し相剋（そうこく）して感じがまとまらない...
寺田寅彦 「映画時代」
...議論は全然まとまらないのである...
中井正一 「国立国会図書館」
...さっぱり考えがまとまらない...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...だから夫（それ）がまとまらない上に...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...過去の生活や思想や感情のまとまらない精算が正しく行われるときには...
三木清 「語られざる哲学」
...ことはまとまらないからね...
水野葉舟 「遠野へ」
...此頃の様なまとまらない様子をして居ると...
宮本百合子 「秋毛」
...思って居る事の一つもまとまらない所か却って種々お久美さんにとっては厭な事許りが殖えて此れから益々辛い事だらけになって行きそうな有様なので...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...演劇関係の参加者がまとまらないから」というコッケイな言葉も書いてありました...
三好十郎 「恐怖の季節」
...思うように曲がまとまらない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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