...起きろ」ケンがまっ先に気がついて...
海野十三 「恐竜島」
...まっ先にわれにかえる場合である...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...運転手(むろんこれも賊の部下なのです)がまっ先に車をおりて...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...まっ先に血祭に上げられたのは音楽長らであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼はまっ先に乗り込んだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...強者がそれをまっ先に信じてるということだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...太陽ののぼるのをまっ先に見んがために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あなたはまっ先に鎗玉(やりだま)にあげられますよ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まっ先になってた一人が...
豊島与志雄 「ひでり狐」
...身体が動けるようになったらまっ先にぜひ行きたいのは教会のご聖体のみ前です...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...あの気の毒な茜さんに、どうぞ、力をかしてあげてちょうだい」長六閣下が、まっ先に、うなずいた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...まっ先に目に当たった道ばたの木の下でわたしはハープを幹(みき)によせかけて...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...劉備は、城内の市から帰ってくると、まっ先に、二つの吉事を告げた...
吉川英治 「三国志」
...いつもまっ先にとび出してくるのは...
吉川英治 「私本太平記」
...主家の大事です」「大事と思ったら、具足兵糧の用意でもして、おれらが揚げる火の手を待ち、道三様の敵義龍の稲葉山へ、まっ先に、攻めかかるがいい」「いや、それが出来ぬゆえ、臣下として、われわれは苦しむのだ」「なぜ」「義龍様は道三様の立てた御嫡子(ごちゃくし)ではないか...
吉川英治 「新書太閤記」
...まっ先に潰(つい)え...
吉川英治 「新書太閤記」
...――いずれ信長も、近日のうちに、そちの横山城へ臨むであろうから」信長のささやきに、「では、お越しを、待ちあげまする」と、それだけで、以後の方針はのみこんでいるらしく、藤吉郎は義昭の子を、若江の城へとどけるとすぐ、兵一小隊をつれて、まっ先に、近畿の戦場から北近江(きたおうみ)の横山へひっ返していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...まっ先に敵兵の目がけるところとなって取り囲まれている...
吉川英治 「新書太閤記」
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