...そいつをまっ先に参観しようじゃないか?」「うん...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...そしてそのたびにまずまっ先にオンドリを見つけて彼の肩を叩くことにした...
海野十三 「海底都市」
...まっ先に矢をぬいておつがえになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...キシさんをまっ先に...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...まっ先に血祭に上げられたのは音楽長らであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そして実際彼はその顔をまっ先に認めた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いつもまっ先に我慢しかねるような様子をするのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分の勘違いをまっ先に笑い出した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...身体が動けるようになったらまっ先にぜひ行きたいのは教会のご聖体のみ前です...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...若松に、吉田磯吉親分の居ることを知らん筈はあるまいが、町長でも、警察署長でも、新任のときには、まっ先に、吉田親分に御機嫌うかがいに行くんじゃよ...
火野葦平 「花と龍」
...まっ先に怪しい光景を認めた「六ゾロの源」が...
火野葦平 「花と龍」
...わたしはまずまっ先に現(あらわ)れて...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...まっ先に考えたのはここのことだったわ」とおすえはちょっとまをおいて続けた...
山本周五郎 「さぶ」
...まっ先に飛出して来るのは熊公八公の一派で...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...まっ先に踏み潰(つぶ)されるのはこの辺の第一線である...
吉川英治 「黒田如水」
...まっ先に躍ってくる馬上の大将を見ると...
吉川英治 「三国志」
...味方のまっ先に本丸へ斬り入り...
吉川英治 「新書太閤記」
...侵入者と、その侵入者を防ぐ者との間に、まっ先に、犠牲にされたのは、漁村の住民だった...
吉川英治 「新書太閤記」
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