...牝牛(めうし)はどこかへ迷っていってしまったり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...ときには野生の葡萄(ぶどう)づるにつまずいたりからまったりした...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...観客の注目をひいている俳優の顔に蝿がとまったり...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...とまったりするのである...
海野十三 「火星兵団」
...突然立ち止まって眼をつぶったり柱につかまったりする...
谷崎潤一郎 「鍵」
...人が畳の上に乗ったり木の枝に掴まったりして助けを呼びながら流れて行くけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...石垣の上から釣をしてる人の側に長い間立ち止まったりして...
豊島与志雄 「女と帽子」
...子供が疲れてしまったり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...危険思想にきわまったり...
中里介山 「大菩薩峠」
...神田の三崎町(みさきちょう)の三崎座に女役者の座頭(ざがしら)になってしまったりする...
長谷川時雨 「市川九女八」
...いい加減のところで流してしまったり...
火野葦平 「糞尿譚」
...どなたかお知合いはありませんか?」「知合いなんぞありますかい? 知合いはみんな死んじまったり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...また時々それを盗んでしまったりするというような...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...食事の間じゅうくりかえして出したりしまったりしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...娑婆(しゃば)にある大きな蒸汽機械も折々休息をさせて大掃除(おおそうじ)もしなければ塵(ごみ)が溜(た)まったり油が切れたりして直(じ)きに機械が壊れてしまう...
村井弦斎 「食道楽」
...ほかへ行ってしまったりして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もとより歴史に有名な窯で廃(すた)れてしまったり全く昔の面影がないほどに衰えてしまったものも少くありません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...うっかり立ち止(とど)まったり...
夢野久作 「鼻の表現」
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