例文・使い方一覧でみる「まったくもって」の意味


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...まったくもって、とうてい昼の日なかに出くわすようなしろものではなかった...   まったくもって、とうてい昼の日なかに出くわすようなしろものではなかったの読み方
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」

...彼らはまったくもってまじめくさってその新聞の内容を傾聴したものだ...   彼らはまったくもってまじめくさってその新聞の内容を傾聴したものだの読み方
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」

...なんとみじかい命だろう! まったくもって...   なんとみじかい命だろう! まったくもっての読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「年とったカシワの木のさいごの夢」

...まったくもってふしぎだなあ! 今度は...   まったくもってふしぎだなあ! 今度はの読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「ペンとインキつぼ」

...まったくもってわが熊本博士はえらいところがあると...   まったくもってわが熊本博士はえらいところがあるとの読み方
海野十三 「生きている腸」

...――「お前(めえ)がここへやって来たなあこのジョン爺(じい)もまったくもって嬉しいが驚いたよ...   ――「お前がここへやって来たなあこのジョン爺もまったくもって嬉しいが驚いたよの読み方
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」

...――まったくもって...   ――まったくもっての読み方
太宰治 「狂言の神」

...すでに神の罰うけて、与えられたる暗たんの命数にしたがい、今さら誰を恨(うら)もう、すべては、おのれひとりの罪、この小説書きながらも、つくづくと生き、もて行くことのもの憂く、まったくもって、笹の葉の霜、いまは、せめて佳品の二、三も創りお世話になったやさしき人たちへの、わが分相応のささやかなお礼奉公、これぞ、かの、死出の晴着のつもり、夜々、ねむらず、心くだいて綴り重ねし一篇のロマンス、よし、下品のできであろうと、もうそのときは私も知らない...   すでに神の罰うけて、与えられたる暗たんの命数にしたがい、今さら誰を恨もう、すべては、おのれひとりの罪、この小説書きながらも、つくづくと生き、もて行くことのもの憂く、まったくもって、笹の葉の霜、いまは、せめて佳品の二、三も創りお世話になったやさしき人たちへの、わが分相応のささやかなお礼奉公、これぞ、かの、死出の晴着のつもり、夜々、ねむらず、心くだいて綴り重ねし一篇のロマンス、よし、下品のできであろうと、もうそのときは私も知らないの読み方
太宰治 「二十世紀旗手」

...まったくもって、結構な秋になったもんだなあ……秋蒔(ま)きもうまくいってるし...   まったくもって、結構な秋になったもんだなあ……秋蒔きもうまくいってるしの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」

...まったくもって沙汰のかぎり...   まったくもって沙汰のかぎりの読み方
久生十蘭 「鈴木主水」

...まったくもって絶対なる文学だったそうだ...   まったくもって絶対なる文学だったそうだの読み方
久生十蘭 「だいこん」

...それは、まったくもって、厖大なものであった...   それは、まったくもって、厖大なものであったの読み方
久生十蘭 「ひどい煙」

...まったくもって敬服尊敬(けいふくそんきょう)の至り...   まったくもって敬服尊敬の至りの読み方
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」

...まったくもって家庭が悪い!」寒い日で子供たちの首筋には毛孔が立っていた...   まったくもって家庭が悪い!」寒い日で子供たちの首筋には毛孔が立っていたの読み方
本庄陸男 「白い壁」

...まったくもってわからない...   まったくもってわからないの読み方
正岡容 「随筆 寄席風俗」

...「あッ、真っ平ご用捨下されい」「抜刀を手にしてお駕近くへ駈け込むとは不埒(ふらち)な奴、それっ、この狼藉者をお遁(のが)しなさるな」「いや、まったくもって、何気なく走り込みました者、平に……平にご用捨願いたい」「ならぬッ」バラバラと玄蕃を取り囲んだ徒士(かち)侍が、否応なく折重なって、両の利腕(ききうで)をグッと抑えとってしまった...   「あッ、真っ平ご用捨下されい」「抜刀を手にしてお駕近くへ駈け込むとは不埒な奴、それっ、この狼藉者をお遁しなさるな」「いや、まったくもって、何気なく走り込みました者、平に……平にご用捨願いたい」「ならぬッ」バラバラと玄蕃を取り囲んだ徒士侍が、否応なく折重なって、両の利腕をグッと抑えとってしまったの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...まったくもって、この慮外は、我を忘れた不埒(ふらち)にございました...   まったくもって、この慮外は、我を忘れた不埒にございましたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...その及時雨宋公明さまが、あなた様とは、まったくもって、夢にも知らないでいたしたこと...   その及時雨宋公明さまが、あなた様とは、まったくもって、夢にも知らないでいたしたことの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「まったくもって」の書き方・書き順

いろんなフォントで「まったくもって」


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