...わたしは彼(かれ)のまっすぐな...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...そこを通り過ぎてまっすぐにまず群集の方へ進み寄った...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...前方をまっすぐに向いて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかしただまっすぐに進んでいった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もはやまっすぐに歩かないで跛(びっこ)を引いている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...家の方へ向かってまっすぐに行って先が見えなくなったこともある...
中谷宇吉郎 「「悪魔の足跡」」
...まっすぐに貴人達の中に突き進んだ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...まっすぐ自分の部屋へ行ってもよかったが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...そのうちに気泡の列が船団のダイバーのいるほうへまっすぐに向いて行った...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...松楽館へ、まっすぐ帰る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...今日もまだ燈火管制だからまっすぐ帰る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...主 そうだな、こう、まっすぐに、一本の点線を雪の面(おもて)にすうっと描いたような具合に、林のへりなぞをよく縫い歩いているのだがね...
堀辰雄 「雪の上の足跡」
...彼等がまっすぐに突立って星に向って橈を振りまわしながらうたう狂わしい声が夜のなかに飛びわたった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「浅瀬に洗う女」
...お父さんもせいぜいまっすぐに歩かなくてはならぬ...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...厚い肩掛に頸をうずめてむく鳥のような形をしてかわいた道をまっすぐにどこまでも歩いて行く...
宮本百合子 「大きい足袋」
...まっすぐに飛んでいくのに...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...玄四郎はまっすぐに走り...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...あの方の眼をまっすぐにみつめていた...
山本周五郎 「やぶからし」
便利!手書き漢字入力検索