...お日さまへ腕をぴしっとまっすぐのばしました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「おやゆび姫」
...彼は両腕でその箇所を守るように押えながらまっすぐ倒れ...
梅崎春生 「日の果て」
...まっすぐに学校の方へ歩いた...
竹久夢二 「大きな蝙蝠傘」
...まっすぐ南へ直線コースで大体...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...甲野さんは細い山道に適当した細い体躯(からだ)を真直(まっすぐ)に立てたまま...
夏目漱石 「虞美人草」
...いずれも万世橋(まんせいばし)の方から真直(まっすぐ)に進んで来るので彼はようやく安心した...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...二十波止場(はとば)から上(あが)って真直(まっすぐ)に行くと...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...河原(かわら)の方へ真直(まっすぐ)に行った...
夏目漱石 「夢十夜」
...ところが身体をまっすぐに立てることもできなかった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...夜も大満員、ハネ九時半より早し、まっすぐ帰宅、徳永医師の命じる方法は、やめた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...何処かへ行きたかったが、足痛むので、まっすぐ帰宅、すぐ床をしいて、足は氷で冷す、熱七度四分位となる、こいつは出発を前にして弱ったことだ、すっかりクサる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...暗い海の中へとまっすぐに垂れたロープを見つめた...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...小さな素人写真がまっすぐに立てかけてあるのに気がつく...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...入口にまっすぐに立って...
宮沢賢治 「耕耘部の時計」
...玄関からまっすぐにつづく急な階段を上ったすぐ左側が私の三畳だった...
山川方夫 「愛のごとく」
...目黒から大山道を西へまっすぐにゆき...
山本周五郎 「追いついた夢」
...まっすぐにこの菊屋敷の門へ...
山本周五郎 「菊屋敷」
...駒脚はまっすぐにそのまま不知哉川の河原へ近づいている...
吉川英治 「私本太平記」
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