...まっすぐつき立っていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...そろそろとまっすぐにすくい上げ...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...まっすぐに宇治の眼を射た...
梅崎春生 「日の果て」
...まっすぐに走った...
江戸川乱歩 「影男」
...それからまっすぐに湖の方へいそいで行って...
太宰治 「竹青」
...まっすぐに僕のところへ来た...
太宰治 「パンドラの匣」
...煙の出るところからいくらかの高さまではまっすぐに上りますが...
寺田寅彦 「茶わんの湯」
...車をかえしてまっすぐ霞ヶ関へ行った...
久生十蘭 「ノア」
...是(こ)れから真直(まっすぐ)に江戸に行きましょうと決心はしたが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...何処かへ行きたかったが、足痛むので、まっすぐ帰宅、すぐ床をしいて、足は氷で冷す、熱七度四分位となる、こいつは出発を前にして弱ったことだ、すっかりクサる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...まっすぐに上の方へ飛んで行って...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...真直(まっすぐ)に衝突したのを感じた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...みんなあの北の十字のときのようにまっすぐに立ってお祈りをはじめました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...まっすぐ切り立った壁(かべ)と...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...「親方はまっすぐな人だ」栄二は注がれた酒をみつめて云った...
山本周五郎 「さぶ」
...孝之助はまっすぐに...
山本周五郎 「竹柏記」
...のばした躯をまっすぐにした...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...ネクタイがまっすぐに拝されるのも...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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