...そして時々細く目をあいてぼくたちをじっと見るとまたねむった...
有島武郎 「火事とポチ」
...なければもうしめますよ』『ぢやまたね』『あゝ』Eの笑顔は直ぐかくされた...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...この人は副島種臣(そえじまたねおみ)の兄であって...
大隈重信 「青年の天下」
...とうとう今晩もまたねこんでしまいました...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...専門家をまたねば分らぬが...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...副島種臣(そえじまたねおみ)...
蜷川新 「天皇」
...間もなくまたねだる...
羽仁もと子 「女中訓」
...当時の参議副島種臣(そえじまたねおみ)氏はこれを閲読して...
穂積陳重 「法窓夜話」
...むねに万巻のたくはへなく心は寒く貧くして曙覧におとる事更に言をまたねば...
正岡子規 「曙覧の歌」
...犬たちとジョリクールもまたねむっていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...今日はこれだけでまたね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...源氏は独(ひと)り笑(え)みをしながら又寝(またね)をした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏は又寝(またね)をしながら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...またまたねこんでしまいました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
...おし鳥がこの甘種(あまたね)白種を口にくくんで...
柳田国男 「海上の道」
...その武力は尊氏の協力をまたねばならない...
吉川英治 「私本太平記」
...ひと夜は双六(すごろく)のお相手でまたねむれず――すっかり寝不足がたまってしもうた」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...和が何よりも重大であるがその実現は礼の共働をまたねばならぬ...
和辻哲郎 「孔子」
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