...(歌謠番號六一)また歌よみしたまひしく...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...またぴしやんとバルカの頬をなぐりつけました...
アントン・チエーホフ Anton Chehov 鈴木三重吉訳 「子守つ子」
...また種々の学説あり...
高木敏雄 「比較神話学」
...また桃色に紫の縞(しま)のもあるが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...また低い話声がする...
豊島与志雄 「反抗」
...「また来るかも知れませんよ...
豊島与志雄 「変な男」
...たまたま戯曲の内容につきて感ずる所ありとなすもそは外形の美によりて偶然に感動するに外(ほか)ならず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...拙者もまた乗りかかった舟...
中里介山 「大菩薩峠」
...ヒステリックな錯乱がまたも起つて来ますといふと彼女は目(ま)のあたり見るのです...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...「それを売り付けようというのが向うの腹さね」「つまり百円で買って遣ったようなものだね」比田と兄はまた話し合った...
夏目漱石 「道草」
...印象または観念の継起から時間観念を構成する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...また俗間に、「某(なにがし)の説はともかくも、元来働きのなき人物なり」とてこれを軽蔑することあり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...災害はまた来るかもしれないし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...眠りや栄養やまたは自然のさずけてくれた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...また蛇が自分化けるでなく...
南方熊楠 「十二支考」
...わたくしはまた子を抱いた女の側(そば)を通らなくてはならなかった...
森鴎外 「細木香以」
...どうかしたぜ」「あいにくと、お袖さんは、側にいねえし」「いれやあ、また、悪たれをいわれるさ...
吉川英治 「大岡越前」
...また別れては寄席に出るなどの数奇な運命を生き抜いてきたという...
吉川英治 「紅梅の客」
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