...これはファラデーの話し方のまずい所や...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...先刻けつまずいた拍子に破れたのかしらんと思ってみたが...
有島武郎 「或る女」
...たとえば俳優が演技的意図とはまったく無関係にものにつまずいたり...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...――まずいのに会った...
高見順 「如何なる星の下に」
...」と極めてまずい洒落を言った...
太宰治 「新釈諸国噺」
...自分の不手際(ふてぎわ)もあって関係者に気まずい思いを残すことになり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...乞(こ)うまずいかなる民族をやだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...笛はまずいが腕はたしかだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いかにもまずい挨拶であった...
久生十蘭 「金狼」
...ほかの子の足にけつまずいたと思うと...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...「あなたの英語の先生は何といいますか」これは頗(すこぶ)るまずい問い方であったが...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...ここでもまずい」彼は...
吉川英治 「上杉謙信」
...気まずい沈黙と沈黙になってしもうた...
吉川英治 「大岡越前」
...毛利の軍門にひざまずいた...
吉川英治 「黒田如水」
...伊那丸はなんにつまずいたか...
吉川英治 「神州天馬侠」
...地理的には非常にまずい所にあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...――まずい! と感じて盧(ろ)はひッ返す...
吉川英治 「新・水滸伝」
...(まずいな)彼は...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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