...たとえば懲(こら)しめのためにひどい小言を与えたあとのような気まずい沈黙を送ってよこした...
有島武郎 「親子」
...父のことをまずいいだそうとしたが...
有島武郎 「星座」
...うまいもまずいも監督の指揮いかんにあるというふうにみるのが通なるものの批評の仕方であるが...
伊丹万作 「雑文的雑文」
...神と仏がおうたなら巽(たつみ)の鬼をうちやぶり弥陀(みだ)の利益(りやく)をさぐるべし六道(ろくどう)の辻(つじ)に迷うなよ「何だか辻褄(つじつま)の合わぬまずい文句だし...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...空腹には決してまずいものはないのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...まずい弁当を食い...
寺田寅彦 「柿の種」
...まずいことを言って...
久生十蘭 「あなたも私も」
...阿賀妻にとっては膝(ひざ)まずいて押しいただきたいものであった...
本庄陸男 「石狩川」
...あの男の百面相ほど、まずい、智恵のない、しかし好感のものはない...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...久方ぶりの其方に拙者とて素(もと)より気まずいことは言い度くないが...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...気まずい感じなどはなかった...
山本周五郎 「季節のない街」
...そして何かに、つまずいた...
吉川英治 「私本太平記」
...「どうする?」一人がまずいえば...
吉川英治 「私本太平記」
...部下の中から走り出してひざまずいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...……こ、これまで、敵のあいだを斬りぬけて、お遺物(かたみ)を持ち参りました」と、休太郎は、べたと、ひざまずいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...「…………」一瞬の気まずい黙(もだ)し合いのなかにチラと見ると...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――こいつはまずい! と一瞬...
吉川英治 「新・水滸伝」
...大地へひざまずいてしまった...
吉川英治 「親鸞」
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