例文・使い方一覧でみる「まじろぎもせず」の意味
スポンサーリンク...長い間まじろぎもせず見つめていた... 
有島武郎 「或る女」
...まじろぎもせずに見詰めていたのである...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...少女は青色の服をまとって、身動きもせず、まじろぎもせず、はいってきた十内の方にひたと顔を向けたままだった...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...女はまじろぎもせずに見ている...
中島敦 「環礁」
...女はまじろぎもせずに見てゐる...
中島敦 「環礁」
...女はまじろぎもせずに見てゐる...
中島敦 「夾竹桃の家の女」
...まじろぎもせず鳥右ヱ門をみつめてゐるのでした...
新美南吉 「鳥右ヱ門諸国をめぐる」
...ただこの混乱した男をまじろぎもせずにじっと見つめていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...まじろぎもせずに阿古十郎の顔を凝視（みつ）めていたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...まじろぎもせずに...
久生十蘭 「キャラコさん」
...僕をどうしようというんだ」真名古はまじろぎもせずに...
久生十蘭 「魔都」
...またもやまじろぎもせず射るやうな視線を私に注ぎながら...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...まじろぎもせずに見返して...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...その人に十四歳になる娘がありましたが、これを哭（な）き哀しみまして、毎日毎夜川のふちをめぐっておりましたが、七日七夜目、とうとう娘も淵に飛び込んでしまったのです」曹操は、感じ入ったごとく、まじろぎもせず、蔡が語るを聴き入っていた...
吉川英治 「三国志」
...まじろぎもせずに...
吉川英治 「神州天馬侠」
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