...さすがに新入生の五年生はきまじめな顔をして校門をくぐった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...しかしまじめな競爭相手として受取るには何せあまりにもお年のいっていないかたが...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...まじめな話なんてあり得ないことですわ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...お幾とまじめな話をすることもあった...
豊島与志雄 「常識」
...まじめな目をあげて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いっそうまじめなものがあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...まじめな顔でゆっくりと髪毛をなでていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...椅子ノ上ノ本ヲココニ持ッテクル――んだ」おそろしく生まじめな眼を輝かした教師に...
本庄陸男 「白い壁」
...日本の俳句のまじめな研究者で...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...まじめな顔をしてかう云ひました...
槇本楠郎 「原つぱの子供会」
...まじめな求道者をしてもはや世は末であるということを感じさせずにはおかなかったであろう...
三木清 「親鸞」
...少くともこんにちのまじめな文化人は...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...まじめな憂慮をよびさますべきことだと思う...
宮本百合子 「現代の主題」
...実に興味ふかくまじめなおどろきを感じさせます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まじめな問題にも話し相手にすることができましたし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まじめな生一本(きいっぽん)の男と対(むか)っていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...白い紙で表面だけは美しい字でまじめな書き方にしてある手紙であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただまじめなことの書かれた短い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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