...今はいずこにましますか? おん讃(ほ)め尊(あが)め給え...
芥川龍之介 「おぎん」
...「八っちゃんが眼をさましますよ...
有島武郎 「碁石を呑んだ八っちゃん」
...はや菩薩の御弟子(みでし)でましますぞいの...
泉鏡花 「悪獣篇」
...二荒の山にまします女神だち歌のわく子にさちあらせたまへ翌日朝早く案内者一人召(め)し具(ぐ)し二人きおいにきおいて滝壺に下る...
伊藤左千夫 「滝見の旅」
...ふと目をさましますと...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...主御身と共にまします...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...限りなき愛にまします神の私に対する最大の愛の贈り物であろう...
永井隆 「この子を残して」
...現に無理が起こっているんじゃないの?」「その責任は神にありと言いたいのか?」「神に責任のあるはずはないけれど――」「愛にまします神が...
永井隆 「この子を残して」
...笠島道祖神の一隅に鎮座してましますということです...
中里介山 「大菩薩峠」
...不動明王のまします成田の空から...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...現にその使物が生身でわれわれの供物を納受しましますという信念を堅め...
南方熊楠 「十二支考」
...なつかしみと柔らかさに満ちた方でましますのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...785生きて気高くまします主(しゅ)は...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...夕方になって目をさましますと...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...神も仏もましますものよと思へばいとゞ空恐ろしく...
夢野久作 「白くれない」
...室内の様子に耳を澄ましますと...
夢野久作 「暗黒公使」
...天にまします神様よ...
夢野久作 「瓶詰地獄」
...華やかに若き陛下まします...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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