...まさに英国ロンドンに至らんとす...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...まさにその音を聞きしといふ人もなきにこよひのやどり...
今井邦子 「佛法僧」
...まさにビルダデが得意の壇場である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...まさにこのことであったろう...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
......
高見順 「死の淵より」
...まさに青山に着いた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...まさにこれ地上のものではありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まさにそのとおり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まさにもってこの伝播の盛んなのを徴すべき有力なる証拠といえるだろう...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...子供芝居なら幕前の顔見せがすんでまさに序幕が開こうとする...
久生十蘭 「だいこん」
...まさに墓穴(ぼけつ)です」ビートリスがずんずん歩いて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...実は助けたのです」「助けた? まさに神の思し召しだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...まるで冒険物語を読むようです」「まさにそうだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...まさにおれはよけいなことをしたのだ...
山川方夫 「待っている女」
...――先刻、黄昏(たそが)れすぎて、奥庭のあの茶堂から、やっと出て来たときには、まさに、虎口をのがれたという気がしたほどだった...
吉川英治 「私本太平記」
...その点で「枯木鳴鵙図」はまさに武蔵の心画である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...まさに、無人の境を行くようなものだったろう...
吉川英治 「平の将門」
...まさに土一揆にほかならなかった...
和辻哲郎 「鎖国」
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