...而(しか)して今まさに絶東の日本帝国がこの七大国に加わって...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...まさに滅種せんとして居りましたので...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...まさに信長とはかくの如きものかと...
太宰治 「鉄面皮」
...林内閣まさに成立...
種田山頭火 「其中日記」
...しかもまさにこのこと...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...まさに気品そのものの気魄である...
豊島与志雄 「梅花の気品」
...まさに大鼾をかいているのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...男禁制の庭へ芳紀まさに十八...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...まさにあなたの訴訟をやっている裁判官のところへ行きます...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...あの死体がまさに行方不明になっているマリー・ロジェエに相違ないということを決定することでなければならん...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...まさに本物の金の王冠スタンプが押され...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...まさに巨木林というにふさわしい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...殊に批判的従つてまさに科学的であらうとする歴史学に対して...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...なんのために夜を徹してこの岩屋へ来る要がある」「それはまさにそうです...
山本周五郎 「新潮記」
...眼は物凄い光をもつていた――まさに戦闘的恐怖の権化であつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...自然は藝術を模倣するといふけれど、まさに、信州の高原風物は、南畫から洋畫へ轉換してしまつた...
吉江喬松 「山岳美觀」
...君の高論はまさに自分の思うところと一致したものだと云い...
吉川英治 「三国志」
...――まさに千早の危機はいまかと見えた...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索