...まごつくと吃(ども)った...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...」とまごつくお源に気の毒そう...
泉鏡花 「婦系図」
...少しもまごつくことはない...
大杉栄 「続獄中記」
...へどもどとまごつくのであつた...
太宰治 「陰火」
...まごつくことはなかつたのだ...
太宰治 「陰火」
...」と問われて、私は、ひどくまごつく...
太宰治 「鴎」
...極度に恐縮し汗を流してまごつくものだが...
太宰治 「新釈諸国噺」
...朝晩に見ている懐中時計の六時がどんな字で書いてあるかと人に聞かれるとまごつくくらいであるが...
寺田寅彦 「カメラをさげて」
...年齢を聞かれてよくまごつくけれど...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...新来の客はこんな場合にも決してまごつくようなことはなかった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どんな場合にも決してまごつくようなことがなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...次の折にはそのような問いにまごつくまいとしている様子はない...
宮本百合子 「女の歴史」
...内容的にまごつく...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...餅(もち)と節供第一に私たちのまごつくのは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...さしてまごつくこともなくその職に馴れていった...
山本周五郎 「落ち梅記」
...まごつく程にござります」「そちのような者でも...
吉川英治 「新書太閤記」
...(昭和二十六年十二月)客窓雑記春徂(ゆ)くやまごつく旅の五六日装幀とか...
吉川英治 「随筆 新平家」
...けれど、迷い、まごつくことは、旅情を深めるには必須な条件かもしれない...
吉川英治 「随筆 新平家」
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