...まごつくと吃(ども)った...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...別にまごつくような事はありますまいから...
泉鏡花 「婦系図」
...暫(しばら)くまごつくに相違ありません...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...おくみは考へてゐた程一人でまごつく事もなく...
鈴木三重吉 「桑の実」
...自分の醜さにまごつくのです...
太宰治 「風の便り」
...」と問われて、私は、ひどくまごつく...
太宰治 「鴎」
...へどもどとまごつくのである...
太宰治 「作家の手帖」
......
太宰治 「人間失格」
...今になってまごつくようなことはなかったに...
徳田秋声 「足迹」
...また議論の途中でまごつく時には...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まごつくとワイアに...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...どんな場合にも決してまごつくようなことがなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...農家ではまごつくのである...
柳田國男 「食料名彙」
...餅(もち)と節供第一に私たちのまごつくのは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...――九兵衛はまごつくかご屋の先達になって...
吉川英治 「江戸三国志」
...それにまごつくと忽(たちま)ち川番所まで引ッ張って行かれるのが通例でした...
吉川英治 「江戸三国志」
...(二七・五・四)春行くやまごつく旅の五六日*治承元年あたりは...
吉川英治 「随筆 新平家」
...けれど、迷い、まごつくことは、旅情を深めるには必須な条件かもしれない...
吉川英治 「随筆 新平家」
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