...暫(しばら)くまごつくに相違ありません...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...へどもどとまごつくのであつた...
太宰治 「陰火」
...まごつくことはなかつたのだ...
太宰治 「陰火」
...まごつく場所ではないのでございますが...
太宰治 「右大臣実朝」
...自分の醜さにまごつくのです...
太宰治 「風の便り」
...今になってまごつくようなことはなかったに...
徳田秋声 「足迹」
...まごつくんですもの...
徳田秋声 「黴」
...人は如何なる場合にもまごつくことがなく...
豊島与志雄 「生活について」
...それでもなお言葉にまごつくと...
豊島与志雄 「女客一週間」
...どんな場合にも決してまごつくようなことがなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...まごつくといけないから...
宮沢賢治 「さるのこしかけ」
...大切な、間違えてはいけない字だと、凝っと見れば見る程不可解な、まごつく、奇怪な二本の棒になって来る...
宮本百合子 「雲母片」
...途中でまごつくことはあるまいが...
森鴎外 「雁」
...下手をまごつくと生きてこの聖天(しょうでん)の河(か)ッ童(ぱ)穴(あな)を出ることは不可能かもしれない...
吉川英治 「江戸三国志」
...(二七・五・四)春行くやまごつく旅の五六日*治承元年あたりは...
吉川英治 「随筆 新平家」
...(昭和二十六年十二月)客窓雑記春徂(ゆ)くやまごつく旅の五六日装幀とか...
吉川英治 「随筆 新平家」
...まごつくのである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...路傍をまごつく事もなく...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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