...まごつくばかりでしたが...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...お前がそこらをまごつく方がどのくらい迷惑か知れんのだ...
泉鏡花 「婦系図」
...別にまごつくような事はありますまいから...
泉鏡花 「婦系図」
...これを繙きさえすればどんな時でもまごつくことのないようにしたとのことです...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...少しもまごつくことはない...
大杉栄 「続獄中記」
...違いましたか」と云って少しまごつく...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...娘がまたこんなことでまごつくようなことじゃ...
徳田秋声 「黴」
...人は如何なる場合にもまごつくことがなく...
豊島与志雄 「生活について」
...どんな場合にも決してまごつくようなことがなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「大久保」大量カットしたので大分らくになったが、セリフがまだ入ってないので、まごつく...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...どの抽斗に入れようかと思つてまごつく...
森林太郎 「混沌」
...寿女はまごつく時がある...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...農家ではまごつくのである...
柳田國男 「食料名彙」
...餅(もち)と節供第一に私たちのまごつくのは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...樵夫さえよくまごつく迷路だった...
吉川英治 「三国志」
...ちょいとまごつくと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...(二七・五・四)春行くやまごつく旅の五六日*治承元年あたりは...
吉川英治 「随筆 新平家」
...けれど、迷い、まごつくことは、旅情を深めるには必須な条件かもしれない...
吉川英治 「随筆 新平家」
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