...村のはづれの牧場(まきば)へつれていきました...
アルフオンズ・ドーデー Alphonse Daudet 鈴木三重吉訳 「村の学校(実話)」
...雪解(ゆきどけ)の雫(しずく)すれ/\に干蒲団(ほしぶとん)大正十年厚板(あついた)の錦(にしき)の黴(かび)やつまはじき新しき帽子かけたり黴の宿大正十年新涼(しんりょう)の月こそかかれ槙柱(まきばしら)大正十一年八月三十一日 川崎俳句会主催新涼句会...
高浜虚子 「五百句」
...又牧場(まきば)より千頭の山羊と仔羊約したり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...どうかするとこの牧場(まきば)へお伴(とも)を連れて出ておいでなさることがありますよ」「お年はお幾つぐらいでございます」「もう...
中里介山 「大菩薩峠」
...有野村の馬大尽の伊太夫に案内されてその厩と牧場(まきば)を見廻っています...
中里介山 「大菩薩峠」
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野口雨情 「螢の燈台」
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野口雨情 「未刊童謡」
...おもひいづるも はづかしやちちのみもとを はなれきてあとなきゆめの あとをおひむなしきさちを たのしみぬならはぬわざの まきばもりくさのいほりの おきふしにひとのなさけの うすごろもうき世のかぜぞ 身にはしむやれしたもとに おくつゆもちちのめぐみを しのばせて無明のやみは あけにけりいざふるさとへ かへりゆかん...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...牧場(まきば)がいきいきした緑で笑いきりぎりすが楽(たの)しい景色(けしき)の中で笑う...
ウィリアム・ブレイク William Blake 吉田甲子太郎訳 「笑いの歌」
...真木柱(まきばしら)の姫君を引き取って手もとへ置きたがっているのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「我妹子(わぎもこ)が来ては寄り添ふ真木柱(まきばしら)そも睦(むつ)まじやゆかりと思へば」という歌のように...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...カバの木々にかこまれた牧場(まきば)があちこちに見えます...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...エーランド島一の大きな牧場(まきば)です...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
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與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...牧場(まきば)にある様な粗末な木戸を押して入(はひ)ると中門(ちゆうもん)の前まで真直(まつすぐ)に一町(ちやう)程細い路(みち)の両側に繁つたマロニエの木立(こだち)が続く...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...見ると牧場(まきば)の柵の様な低い木の門が其処(そこ)にある...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...馬のいない牧場(まきば)...
吉川英治 「平の将門」
...牧場(まきば)から還(かえ)りに...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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