...エンピツのおしりで前にひろげてある書類をぽんぽんとたたく...
海野十三 「金属人間」
...ぽんぽんとやっつけたんだろう」「下手くそだといっても...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...鎧をぽんぽんと叩いて...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...「そうお前みたいにぽんぽんいわんと...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...ぽんぽんおとうさんが横腹をけったりしおったが...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...そうは問屋が卸さんぞ! 所詮は空彈でぽんぽんやるようなものさ! そもそも俺は先刻承知なんだ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...面倒臭いことはお角にぽんぽんとやらせて...
中里介山 「大菩薩峠」
...ぽんぽん飛ぶのです...
夏目漱石 「行人」
...時々灰吹をぽんぽんと叩(たた)く...
夏目漱石 「それから」
...それからその長い奴を七輪(しちりん)の角でぽんぽんと敲(たた)いたら...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...三助が忙(せ)わしそうに女の肩をぽんぽんと叩いている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...子供の口からまことしやかな嘘がぽんぽん出てくるのは衝撃的です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...それがどうした?」「そうぽんぽん...
本庄陸男 「石狩川」
...ぽんぽんと叩いてなど居たのに――つい例の病ひで...
牧野信一 「老猾抄」
...そんなにもぽんぽん云わなくったっていいでしょ」「うるせえ...
山本周五郎 「桑の木物語」
...――ぽぽぽんぽん」とつづいていただけだったが...
横光利一 「旅愁」
...六名の不良児たちはぽんぽんと外へ跳び降りた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...おかみさんは台所から茶の間へ引っ込むまで後ろ姿でぽんぽん云った...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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