...ぽとり、と、つめたいものが、時夫の襟もとにおちて、せなかの方にまわった...
海野十三 「太平洋魔城」
...ぽとりと一粒結晶して落ちた真珠の姿か...
太宰治 「正義と微笑」
...そこからぽとりぽとりと一つずつ縁側へ落ちはじめた...
田中貢太郎 「室の中を歩く石」
...句集をぽとりぽとりと投げ入れた...
種田山頭火 「一草庵日記」
...・てふてふよつかれたかわたしはやすんでゐる・ふつと逢へて初夏の感情(追加)・青空したしくしんかんとして・朝じめりへぽとりと一つ柿の花・けさはじめての筍によつこり・こんなところに筍がこんなにながく(再録)・あひゞきの朝風の薊の花がちります・酔ざめはくちなしの花のあまりあざやか六月十三日六月十四日身心も梅雨季だ...
種田山頭火 「其中日記」
...かへつてゆくうしろすがた(黎々火君に)・ともかくもけふまでは生きて夏草のなか・ぽとりぽとり青柿が落ちるなり七月九日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...・山のすがたが三十五年の夢(山口にて)・ここで死にたい萱の穂の散りてはとぶ・山あをあをと死んでゆく・みんな死んでしまうことの水音・ぽとりと青柿が炎天の音・しがないくらしの...
種田山頭火 「其中日記」
...すゝきとぶま昼虫なくそこへぽとりと柿が九月廿七日晴...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「其中日記」
...ぽとり、そしてまたぽとり、私は冷たい頬を撫でた...
種田山頭火 「『鉢の子』から『其中庵』まで」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...草葉のささやき二百円樫(かし)の実が一つぽとりと落ちた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...またぽとり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ぽとりと土の上に垂れるのであった...
中島敦 「プウルの傍で」
...「……僕は……父の遺言書を……見付け出したのです」私はポケットから取り出しかけた敷島の一本をぽとりと床の上に取り落した...
夢野久作 「暗黒公使」
...ぽとりと一滴の神水を落されたまぼろしに似ていた...
横光利一 「旅愁」
...ぽとりぽとりと血の滴るように葩(はなびら)が散って仕舞う...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...そして、抱き起された為か、その傷口から滾(こぼ)れ出る血潮が、恰度、その深紅の水着が、海水に溶けたかのように、ぽとり、ぽとりと、垂れしたたっていた...
蘭郁二郎 「鱗粉」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
- サッカー選手の遠藤航さん: 左脚手術後、W杯出場を目指しリハビリ中 ⚽
- 野球選手の上沢直之さん: 移籍後、初の先発として開幕投手に指名された。⚾
- 野球選手の鈴木誠也さん: 侍ジャパンでチームのために全力を尽くすと意気込む。 ⚾
時事ニュース漢字 📺
