...ぽちゃぽちゃ水の音をさせて洗い物をしているのである...
伊藤左千夫 「春の潮」
...その水が、石でも投げ込んだように、ぽちゃんと、はねたのです...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...少くともそれまではこれッぽちの怨みッこもない間柄ですから...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...「それでもこれっぽちの金しか貰わないんでさあ...
大杉栄 「日本脱出記」
...色白くふっくりふくれた丸ぽちゃの顔...
太宰治 「二十世紀旗手」
...壁の穴は模様のぽちぽちに隠れて内部からは気がつかない...
谷譲次 「踊る地平線」
...丸ぽちゃだということだけは解った...
徳田秋声 「新世帯」
...痩(や)せッぽちのくせによく辛抱が出来たもんですね...
徳田秋声 「黴」
...緋鯉ががぽちゃりとまた跳ねる...
夏目漱石 「虞美人草」
...ぽちゃりと落としてしまったがこれは今考えても惜(お)しいと云(い)ったら...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...丸ぽちやの、お品の良い二十歳くらゐの娘です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この顔料(ゑのぐ)はどうだ! ほんとにおつ魂消るやうな顔料(ゑのぐ)だ! 茲にやあ泥絵具なんてこれつぽちもつかつちやあない...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...痩ツぽち同志の角力を取つたり...
牧野信一 「環魚洞風景」
...ぽちゃぽちゃとかわいらしく太った男の子...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...紺服の陽にやけた労働係が一人の色の白い丸ぽちゃな娘をつれて来た...
宮本百合子 「刻々」
...色が白くぽちゃぽちゃ肥え...
山本周五郎 「百足ちがい」
...また彼が痩せッぽちであった証拠には...
吉川英治 「三国志」
...痩せッぽちなのだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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