...炭坑地風景・花ぐもりの炭車長う長うつらなり・春風ぽこぽこ驢馬にまたがつて駅構内所見・うらゝかに青い旗や赤い旗や炭坑地風景二句・うらゝかな春空のボタ山かぶる山よ・そこらぢゆう石炭だらけの石炭を拾ふてゐる・水にそうてでこぼこのみちの草萌ゆるボタ捨車・ボタ山も芽ぐんでくるスキップ・爆音...
種田山頭火 「道中記」
...ぽこぽこだよ...
新美南吉 「うた時計」
...あめが ふった あとなどに ぽこぽこと つちから あたまを だすので あります...
新美南吉 「たけのこ」
...そこだけぽこぽこと乾いた土を見たものだ...
本庄陸男 「石狩川」
...彼らの仲間によって築かれたま新しい路の上を――草鞋(わらじ)のあしうらにぽこぽこと感ずるまだ軟かい盛土の上を――その男は足ばやに立ち去った...
本庄陸男 「石狩川」
...ぽこぽことした白茶けた埃っぽい道を...
蘭郁二郎 「夢鬼」
便利!手書き漢字入力検索