例文・使い方一覧でみる「ぽかん」の意味


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...口をぽかんとあけて...   口をぽかんとあけての読み方
海野十三 「太平洋魔城」

...僕の胸には借金の穴が黒くぽかんとあいている...   僕の胸には借金の穴が黒くぽかんとあいているの読み方
太宰治 「ダス・ゲマイネ」

...徳次はぽかんとした表情を浮かべたきりだつた...   徳次はぽかんとした表情を浮かべたきりだつたの読み方
田畑修一郎 「医師高間房一氏」

...幅ったるいぽかんとした笑顔になった...   幅ったるいぽかんとした笑顔になったの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「富籤」

...ひどくぽかんとすることがあった...   ひどくぽかんとすることがあったの読み方
豊島与志雄 「叔父」

...口はぽかんと開いて...   口はぽかんと開いての読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...このぽかんとしてる浮浪少年に用心するがいい...   このぽかんとしてる浮浪少年に用心するがいいの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...これもぽかんと眠むそうであった...   これもぽかんと眠むそうであったの読み方
夏目漱石 「それから」

...ぽかんとして見てをりますと...   ぽかんとして見てをりますとの読み方
野口雨情 「仲のわるい姉妹」

...驚きのあまりぽかんと口をあけた...   驚きのあまりぽかんと口をあけたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...だんだん難しくなってきよったが」モートンはこんな妙なご託(たく)を聞いて、口ぽかんだ...   だんだん難しくなってきよったが」モートンはこんな妙なご託を聞いて、口ぽかんだの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」

...ぽかんとして人の顔を次々に見ていた...   ぽかんとして人の顔を次々に見ていたの読み方
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」

...ぽかんと、口を開いている間に、その姿は抜け道へ外(そ)れてしまったので、率八は仕方なく裏へ廻って勝手の腰障子を、「姐御(あねご)!」と、前の調子で力強く手にかけると、こんどは勢いよく開け過ぎて、あぶなく流しの前へ逆(さか)とんぼを打つところでしたが、それよりもあッと驚いたのは、板の間で今や組ンずほぐれつの落花狼藉(ろうぜき)...   ぽかんと、口を開いている間に、その姿は抜け道へ外れてしまったので、率八は仕方なく裏へ廻って勝手の腰障子を、「姐御!」と、前の調子で力強く手にかけると、こんどは勢いよく開け過ぎて、あぶなく流しの前へ逆とんぼを打つところでしたが、それよりもあッと驚いたのは、板の間で今や組ンずほぐれつの落花狼藉の読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...張松は、ぽかんと、見送っていた...   張松は、ぽかんと、見送っていたの読み方
吉川英治 「三国志」

...搦(から)め手(て)の城門が、ぽかんと、口をあいている...   搦め手の城門が、ぽかんと、口をあいているの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...伊織は、ぽかんと、独りぼッちになって、竹縁に腰かけていた...   伊織は、ぽかんと、独りぼッちになって、竹縁に腰かけていたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...ぽかんと大日のお顔をふり仰いだまま起つのも忘れている様子なので「伊織」と...   ぽかんと大日のお顔をふり仰いだまま起つのも忘れている様子なので「伊織」との読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...ただ土掘(どほ)の中がぽかんと少しばかり空洞(うつろ)になっているばかりで...   ただ土掘の中がぽかんと少しばかり空洞になっているばかりでの読み方
蘭郁二郎 「穴」

「ぽかん」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ぽかん」

「ぽかん」の英語の意味


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