...なかなかぼろいもうけだと...
海野十三 「金属人間」
...なにかぼろい大仕事をして成上った人物で...
海野十三 「什器破壊業事件」
...ぼろいもうけをするのがぼくの職業です...
江戸川乱歩 「影男」
...ぼろい儲け口……」そんなことを言う百成は...
高見順 「いやな感じ」
...そうしたぼろい儲け口が立派に成立している...
高見順 「いやな感じ」
...その奥遥か遠くに双石(ぼろいし)の連山がくっきりと連っている...
中村地平 「宮崎の町」
...――其の時高円寺の襤褸家(ぼろいえ)で口を開け高鼾で眠って居る妻の姿を想像すると同時に...
西尾正 「陳情書」
...これはとてもぼろい商賣だつたのに違ひない...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...当ればぼろいもンだな」富岡は二三杯の酒に酔ひ...
林芙美子 「浮雲」
...ぼろい金もうけはしていない」「あら...
林芙美子 「晩菊」
...ぼろい金まうけはしてゐない」「あら...
林芙美子 「晩菊」
...資本なしでぼろい儲をするこんなうまい事は無いとか...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...ぼろい儲(まうけ)をしたのか儲けそこなつたのか...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...考えると船なんてぼろいなあ...
宮本百合子 「くちなし」
...しかもぼろい事業である所の...
山本周五郎 「陽気な客」
...なにがぼろい儲けや...
山本周五郎 「陽気な客」
...たいしてはぼろいこともなさそうなんだが...
山本周五郎 「陽気な客」
...ぼろいわけにはゆかないが...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??