...支那ではほやほやのフランス帰りの幾人かの人達と会った...
大杉栄 「日本脱出記」
...「玄米パンのほやほや……」そんなことを言って...
高見順 「いやな感じ」
...やせこけた両肩から湯気がほやほやたっていた...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...ほやほやとにぎわっていたとな...
太宰治 「ロマネスク」
...見たてのほやほやだわ」「ほんとう...
田中貢太郎 「料理番と婢の姿」
...郡会医になりたてのほやほやで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...貰い立てのほやほやなんだ」「じゃなおどうも……」「なおどうもじゃない...
夏目漱石 「明暗」
...千葉の田舎から来たほやほや中学生の書生さんの頭に...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...ほやほやの花聟どん...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...「最新ニュース、ほやほやだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...ほやほやの華麗な恋愛だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...ほやほや惚れた――心(しん)のあるのを見て惚れた――...
室生犀星 「幻影の都市」
...ほやほや惚れた、れた……と、きいきい軋(きし)むヴァイオリンが、同じメロディを幾度となく繰りかえされながら、うたわれるのであった...
室生犀星 「幻影の都市」
...そこでまず初席に伯知の日清戦争ほやほやの「川崎軍曹」...
山本笑月 「明治世相百話」
...都頭(ととう)になりたてのほやほやですからね...
吉川英治 「新・水滸伝」
...帰りたてのほやほやのところをキスしてやれるわけだ」「そりゃまあ」「そうだろう...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...ほやほやの御夫婦じゃあるまいし...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
...ヤソ会士としてはまことに出来たてのほやほやである...
和辻哲郎 「鎖国」
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