...彼は自分の費用でごちそうしてやった人たちほどよい聞き手はまたとないことに気がついた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...大山の麓ほどよい所はないからね...
池田亀鑑 「忘られぬお国言葉」
...また日本の赤坊ほどよい赤坊は世界中にないと確信する...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それは多ければ多いほどよい...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...ほどよいところで打ち切つて...
太宰治 「陰火」
...つつましいほどよい...
太宰治 「作家の手帖」
......
種田山頭火 「行乞記」
...それほどよい湯であつた...
種田山頭火 「旅日記」
...これをあの実に不愉快にして愚劣なる「洛陽(らくよう)餓(う)ゆ」のごときものに比べるとそれはいかなる意味においても比較にならぬほどよい...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...その松林の中の松の木蔭のほどよいところに駕籠を置き...
中里介山 「大菩薩峠」
...要するに地下室は広いほどよいので...
中谷宇吉郎 「ウィネッカの秋」
...ほどよいところでこの座をうちあげねばならなかった...
本庄陸男 「石狩川」
...三分の一というのはほどよい仮定であるが――ならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...すなわちそれほどよいものならなぜ永続しなかったかという問題である...
柳田国男 「木綿以前の事」
...酒ほどよい物はないともいう」「その通りなのでして」「恋を讃美するかと思えば...
吉川英治 「私本太平記」
...ほどよいやきもちは...
吉川英治 「新書太閤記」
...梁山泊中のほどよい所に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...戦(いくさ)の後の一ぷくの茶ほどよいものはない――と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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