...ほっておく訳にも行かないので...
梅崎春生 「黄色い日日」
...それをほっておくと...
壺井栄 「大根の葉」
...丼は一箸(ひとはし)も附けずにほっておく方がよろしいと覚悟をして...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんなふうに病気をほっておくと...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...わたしが弟をあの見知らぬ部屋部屋にほっておくのはお前に責任があるのだって自分を責めるんです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...なるがままにほっておくのでした...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...酒場にほっておくのでしょう? なぜクラムはあの人をもっと高いところへ引き上げないのでしょう? この点には何も矛盾はないのだとか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...こんなところに利用もしないでほっておくのか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...そうなると警察もほっておくわけに行きませんので...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...花岡 あんな君、ケチな店なんぞ、ほっておくさ...
三好十郎 「胎内」
...うるさく邪魔をしないものは静かにほっておくというのが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...分らなくなれば理論というものは一息ついてほっておく方が延びる先の面白さがあるものだ...
横光利一 「欧洲紀行」
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