...」権助(ごんすけ)はほくほく喜びながら...
芥川龍之介 「仙人」
...燕はまだこんなりっぱなかたからまのあたりお声をかけられた事がないのでほくほく喜びながら...
有島武郎 「燕と王子」
...」と狸はほくほくして...
太宰治 「お伽草紙」
...フョードル・パーヴロヴィッチはほくほくしながら...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ほくほくするのが...
野村胡堂 「胡堂百話」
...ほくほくしている...
二葉亭四迷 「平凡」
...市長も議員も ほくほく顔で...
ロバアト・ブラウニング 楠山正雄訳 「魔法の笛」
...カピはほくほくしてそれをわたしの所へ持って帰った...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...腕(うで)を組んでほくほくしながら...
宮沢賢治 「貝の火」
...すっかり注文通りだといふやうにほくほくして...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...すつかり註文通りだといふやうにほくほくして...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...こんどはちょいちょい下さるから私はほくほくよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...妻はほくほくして礼を云うついでに...
横光利一 「夜の靴」
...ほくほくしてらっしゃるの...
横光利一 「旅愁」
...彼は、ほくほく顔して、歩きながらも独りで悦に入っていた...
吉川英治 「剣難女難」
...匹夫(ひっぷ)がほくほくした時のような体(てい)であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...心からほくほくしたが...
吉川英治 「源頼朝」
...ほくほくして立ち去った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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