...そして自己のほかなる一切のものの創造者たる...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そして自己のほかなる一切のものの創造者たる...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...ひとつの聲はさゝやきぬ「樂しかりけり世の夢は」ほかなる聲はつぶやきぬ「哀しかりけりわが夢は」嗚呼樂みか哀みかもゝ年足らぬ夢の世の差別(けじめ)は何のわざならむ...
土井晩翠 「天地有情」
...東西位(とうざいい)を尽(つ)くしたる世界のほかなる世界に片足を踏み込んでこそ――それでなければ化石(かせき)になりたい...
夏目漱石 「虞美人草」
...それはレナーの甘美な纏綿(てんめん)性とドゥレーパーのクラリネットの思いのほかなるうまさによるもので...
野村胡堂 「楽聖物語」
...こうした現実の透視力こそ偉大な作家たちの仕事にほかなるまい...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...さりとは思ひのほかなるもの...
樋口一葉 「たけくらべ」
...さりとは思ひのほかなるもの...
樋口一葉 「たけくらべ」
...さりとは思(おも)ひのほかなるもの...
樋口一葉 「たけくらべ」
...人事紛紜(ふんうん)の際には思(おもい)のほかなる異像を現出するものなり...
福沢諭吉 「学者安心論」
...一時一世の流行にほかなるを得ず...
福沢諭吉 「徳育如何」
...香材の出処実に思いのほかなるもありて...
南方熊楠 「十二支考」
...たましひをつれなき袖にとどめおきてわが心から惑はるるかな「ほかなるものは」(身を捨てていにやしにけん思ふよりほかなるものは心なりけり)と歌われておりますから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...思いのほかなるものがあった...
柳田国男 「山の人生」
...親類のほかなるこの親類が...
吉川英治 「新書太閤記」
...思いのほかなるように覚えて詠(よ)み侍(はべ)りし――と仰せられて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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